2012年3月29日木曜日

陽気を冷ます消費税

民主党内の反対騒動や、国民新党は連立離脱するのか--消費税増税の閣議決定を前に、様々な動きが報じられています。

 あらためて、なぜ消費税増税が問題なのか。

 ①ムダ使いそのままで、なぜ増税なのか。共産党は不要不急の大型公共事業や軍事費などの見直しを求めています。

 ②社会保障を改悪しながら、なぜ増税なのか。年金支給減、病院の窓口負担増、介護サービスの縮小、保育の公的責任放棄‥‥ただただ、国民は増税ということに。

 ③景気悪化を引き起こし、税収も上がらなくなる。低価格競争や元請会社の圧力のもとで消費税を転嫁できない中小・下請企業や自営業者にとっては、消費税が倍になることで経営は一気に苦しくなります。もちろん消費も控えることになるでしょう。

 だから世論調査のたびに、反対の回答が増えてきているのだと思います。

 各業界団体をまわり「提言」を届けて懇談を続けてますが、積極的に消費税増税賛成という方はほとんどいらっしゃいません。

 それでも野田首相は国民との対話集会にも参加するとのことで、負けずに私たちもがんばらないと!と思います。

 そもそも対話をするのなら、国民生活の苦しさに耳を傾ける態度で向かうべきではないのかな。

 暖かく、外を回っていても気持ちいい1日でした。

 この天気も明日までで、また雪も降る荒れ模様だとか‥‥本格的な春まで、もう少しですね。

 【今日の句】 生活を 荒らす増税 TPP

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