2012年10月9日火曜日

農業共済にも、冷たい民主党政権

 朝晩に冷え込むようになってきましたね。先月の今頃は、まだ残暑が厳しかったのに‥‥。

 今日は花井やす子9区予定候補と安平町→厚真町→むかわ町での宣伝キャラバン。

 薄く黄色がかった山の葉がチラホラと見えて、紅葉シーズンも間もなくですね。

 どこの紅葉も美しいのですが、私が印象深かったのは夕張の「紅葉山」かなぁ。

 北海道を回る、こういう楽しみもあるんです。

 札幌を発つ前に、事務所に道農協共済連・佐々木環会長らが見えられ、農協共済の充実などの要請を受けました。

 紙智子参議院議員への要請で、私も同席して話を伺いました。

 農業共済は米と麦は強制加入ですが、その他の品目も不作や異常気象による被害などで加入率は9割ほどとなっています。

 全道的に見れば豊作でも、場所によっては猛暑・干ばつで不作の地域もあった今年。

 オホーツクでは毎年のように降雹で玉ねぎに被害が出るなど、気候変動リスクが共済加入率を高めたのだと思います。

 しかし民主党政権は、事業仕分けで予算削減を進めました。

 「1県1共済」を迫られ、広大な北海道でも19から5共済組合への再編が迫られました。

 このような急激な削減はやめ、財源の維持を求める要請というわけです。

 話はTPPにも及び、道内7000戸の酪農家が2年半のうちに520戸も離農していますが、TPP推進で経営見通しが持てないことも大きな理由になっているとのこと。

 「大規模・効率化で競争力を」という農政も、モデルとなる北海道でこの状況なのです。

 アメリカ・オーストラリアとでは規模が桁違いだし、アメリカでは実質的な価格支持政策がおこなわれ農家は厚く保護されています。

 共済制度の充実はもちろんですが、問われているのは日本政府としての農政の基本、食料政策の基本だと思います。

 紙議員も、しっかりとした対応をすることを約束しましたが、北海道の党としても一緒に運動していくことを私からも約束しました。

 【今日の句】 稲を刈り 農村走り 秋の空

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