安倍首相がTPP交渉の参加表明をしました。「守るべきものは守る」と言いましたが、その保障はないことが国会論戦で明らかになってきたのに!
昼も夕も街頭宣伝に立ち、事務所に戻って見た記者会見。
「守る」保障よりも、決意ばかりの記者会見、とい印象でした。
一部オッと思ったのは「確かに交渉は厳しいが」という主旨の発言が出たところ。
記者からも「どのように情報を国民に知らせるか」「カナダやメキシコの例があるが」などと質問されました。
カナダやメキシコは、すでに事前9ヵ国のルールを変えないよう枠をはめられています。
つまり「例外なし」「完全自由化」という、TPPルールです。
安倍首相も「交渉力だ」と言いましたが、期待交じりの回答でした。
経済効果は3兆円と試算されましたが、農業損失額は3兆円。
国内GDPは約500兆円ほどだったかと思いますが、わずか0.6%程度にしかならない。
農業の損失が大きく、北海道のような関連企業も含めた地域は大打撃であることも、政府試算が示したのではないか。
何より自民党の公約違反は、許されない!
情報なし・担保なし・例外なし・公約なしの、TPP交渉参加です。
腹を立てて道庁前行動に行くと、中学生4人が初参加。
新鮮な思いに、参加者一同が「大人の責任を果たそう!」と声を上げました。
未来のために、私もがんばるぞ!
【今日の句】 百年の 計は交渉 秘密かと
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