2013年3月17日日曜日

労働組合は、職場の憲法の番人

 ある労働相談の解決に立ち会っています。勇気を出して「今の会社のままでは、後輩たちもかわいそう」だと立ち上がる姿に、とても心を打たれます。

 一緒に相談に乗ってくれている労組専従さんから、この間の組合加入の状況もお聞きしました。

 個別のことを詳しく書けませんが、全国的大手の会社や名だたる道内企業からの相談もあるそう。

 この春闘でも労働組合のあり方が問われていますが、賃上げの意義と条件を示して、堂々とたたかっている労働組合があります。

 その名は「道労連」。

 よく報道は「共産党系」などと書かれますが、勝手な書き方で、組合員の政党支持は自由です。

 要求で一致するのが(本来の)労働組合のあり方なので、道労連とは一致する課題で協力・共同の行動は取ります。

 日本共産党も、連合系労組とだって協力・共同することだってありますし。

 ともかく、この道労連には今日の件も含めて、よくお世話になっています。

 労組専従さん曰く「労働組合は、職場の憲法の番人」。

 そう、働くルールを守って労働者を守る労働組合の役割は、今こそ大きい。

 賃金未払い、違法解雇、パワハラ・セクハラ‥‥正社員でも、契約・派遣社員でも、パート・アルバイトでも、困ってることはありませんか?

 雇用主と比べて立場の弱い労働者だからこそ、きちんと法律で守られています。

 私を経由しても構いませんので、気軽に「仕事のお困りごと」はご相談を!

 【今日の句】 闊歩する 蟹工船に 打つ楔

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