まずは、日本共産党・志位和夫委員長の記者会見から。
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一、靖国神社は、過去の日本軍国主義による侵略戦争を「自存自衛の正義のたたかい」「アジア解放の戦争」と美化し、宣伝することを存在意義とする特殊な施設です。この施設に首相が参拝することは、侵略戦争を肯定・美化する立場に自らの身をおくということを、世界に向かって宣言することにほかなりません。
第二次世界大戦後の国際秩序は、日独伊の3国がおこなった侵略戦争は不正不義のものとすることを共通の土台としています。首相の行為は、第二次世界大戦後の国際秩序に対する正面からの挑戦であって、断じて許すわけにはいかないものです。この行動によって首相の歴史逆行の本性があらわになったと思います。
一、(「外交的影響をどうみるか」との問いに)中国、韓国との関係を考えても、外交的な行き詰まりを一層深刻なものとする結果をもたらすことは明瞭ですが、問題はそれにとどまりません。首相の行動は、第二次世界大戦後の国際秩序に対する挑戦であり、アメリカも含めて支持されえないもので、世界全体を敵に回すことになる。世界各国との関係でも、さまざまな矛盾が広がっていくことになるでしょう。
一、(「この時期の参拝をどう見るか」との問いに)「戦争する国づくり」への暴走が始まっています。この暴走に歯止めがなくなり、やみくもな暴走になっているのが、現状だと思います。
国民多数の反対を踏みつけにした秘密保護法の強行に続き、「国家安全保障戦略」の策定など集団的自衛権の行使容認への道をひた走ろうとしている。「武器輸出三原則」のなし崩し的な放棄につながる弾薬の提供も重大です。
しかし、これは国民多数の声と真っ向から逆らうし、アジアと世界の流れにも逆らうものです。国民の世論と運動で大きく包囲して、暴走に待ったをかけ、破たんに追い込んでいきたいと決意しています。
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中国外務省は「強烈に抗議」、韓国政府は「時代錯誤の行為」と批判しました。
アメリカ政府からも「日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに、米国政府は失望している」と、異例の談話を発表しました。
なぜ抗議が広がるかと言えば、靖国神社が持つ性格によるものです。
一般戦没者のみならず、戦争犯罪人を祀っていること。
何より、過去の侵略戦争を「正義のたたかい」として、反省せず逆に宣伝する有り様。
ここに靖国神社の危険性があるし、参拝することへの批判があるわけです。
志位委員長が指摘してるように、この参拝は戦後の国際秩序への挑戦です!
緊急に、党北海道委員会で宣伝をおこないました。
チラシの受け取りも良く、激励も受けました。
他党のコメントを見たら、維新の会・橋下氏は「当然だ」とし、みんなの党は「個人の信条の問題」として触れずじまいという情けなさ。
靖国神社が、どのような神社なのかを、多くの方に知っていただくことが大事だと思っています。
それにしても、暴走がひどすぎる安倍政権。
間違いなく自己崩落の道を進んでいますが、こんな政権は一刻も早く終わらせないと!
【今日の句】 行くのなら 靖国よりも 被災地へ
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