2014年1月20日月曜日

示された名護市民の民意

 釧根地区委員会による「JRの安全と市民生活を考えるシンポジウム」が開かれました。帰りのJRで、名護市長選挙は稲嶺さん当選の報! やった~~~!

 前回選挙より票を伸ばし、推進側との差も開いたようです。

 「沖縄は屈しない」

 仲井真知事の辺野古沖埋め立て承認後、沖縄から発信されてきた言葉でした。

 ずっと押しつぶされてきた、沖縄の民意。

 それにも負けずに跳ね返す、この本気の民意を日米両政府は受け止めるべき!だと思います。

 さて、シンポジウムも紙智子参議院議員・元国労釧路地方本部の高橋勇次さん、元JR 東海職員・元建交労岐阜県本部の雪田寛さんらが発言者になり、活発な討論がなされました。

 道東地方も例外なく、人員削減がおこなわれました。

 線路に近い立ち木も切られず、倒木による接触もあると言います。

 労資一体の問題も出され、社内での安全に向けた取り組みをどう進めるかも、真剣に語られました。

 党北海道委員会では「6つの緊急提言」を発表していますが、基本的には噛み合った提言になっているかな、と思いました。

 釧路は観光・流通などで、JR依存が高い地域です。

 花咲線・釧網線もあり、通学など重要な「地域の足」となっています。

 そもそも公共交通というのは採算性が問題ではなく、国民の交通権を保障すること。

 ヨーロッパでは、国が責任を果たしている所以です。

 人口が減っていき、高齢化が進むもとでは、国の関与抜きに地方線を維持するのは困難でしょう。

 大きくは自民党政治の構造改革路線・モータリゼーション優先の切り替えが必要ですし、緊急にはJR北海道の安全・安心へカネ・ヒト・モノをつぎ込んで、社内の膿を出し切ること。

 道民世論を広げなければいけないと思いますし、このようなシンポジウムや学習会が各地で開かれたら!

 やるべき仕事は多くありますが、今こそ党の持てる力の総発揮で、新しい政治をつくりたいですね。

 【今日の句】 見えてきた 終わりの始まり 安倍首相

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