2014年1月21日火曜日

若者たちの「泣き寝入り」を、放ったらかしにしないで

 今日は朝に市役所前で、夕方にも札幌駅前で宣伝へ。夕方は民青同盟と近隣の党地区委員会と共同で、雇用実態アンケートにも取り組みました。

 寒いなかでも、スタッフと話し込む若い女性の姿も見られましたよ。

 私はマイクで呼びかける役目だったので、どんな話になったのかわかりませんが、きっと職場の苦労などが話されたのでしょう。

 厳しいノルマを押し付けられ、達成できないと罵倒や部署の移動をさせられ、最後にはクビをちらつかされた方はいませんか?

 出産を機に退職を迫られたり、セクハラ・パワハラに困っている方はいませんか?

 長時間残業だけでなく、次の出勤までの休息時間がなく、疲労困憊という方もいませんか?

 せっかく親御さんも学費を工面して大学や専門学校に送ったのに、資格を取ったり試験を受けて就職したのに、使い捨て同然の扱いを受けた方いませんか?

 このようなケースを、いろんな場面で耳にしてきました。

 これが経済大国・日本の現実です。

 身分も不安定ななか安い給料で働かせ、特に大企業では内部留保を蓄えに蓄えた。

 若者たちは「クビを切られたくない」と、悪い労働条件も泣く泣く飲んで、最後は心身を壊していく。

 あるいは、過度なノルマでも「達成できない自分が悪い」と責めて、ここでも心身を壊していく。

 こんな日本で、いいんでしょうか。

 いつまで、こんな若者たちの「泣き寝入り」を放ったらかしにしておくのでしょうか。

 立ち上がらない若者たちにも責任がある、という意見もあるでしょう。

 しかし、仕事を取り上げられたら新しい職のアテもない恐れのなかで、しかも職場でも自分のことが精一杯で団結できる状況がないなかで、どうして勇気を持って立ち上がれるでしょう。

 だから、まずは「働く者の権利がある」「労働のルールがある」ことを、きちんと知ってもらうことを大事にしたいのです。

 そこに自信を持てれば、職場に労働組合を結成したり、ローカルユニオンに加わったりする若者の姿も目にしてきました。

 もちろん、政党としてやれる問題も、引き続き提起していきたいつもりです。

 ともにたたかい、学ぶなかで主権者として、さらに立ち上がる。

 若者たちへの、私の期待です。

 突き放すのでなく、いっしょに考え変えていく仲間でありたい。

 そんな思いでマイクを握りましたが、うまく伝わったかな‥‥。

 【今日の句】 勇気から 生まれた勝利 過去にあり

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