2014年7月11日金曜日

避難計画も、核のゴミ処理も、責任を負わない電力会社

 原子力規制委員会の新基準が出され、北海道電力が泊原発の再稼働に向けた申請を出して1年たちます。原発連・国民大運動実行委員会での北電前行動に、私も参加しました。

 通りすがりの高校生も「再稼働反対!」のコールに、一緒に手を挙げて応えていました。

 川内原発が審査合格の第1号かと報じられていますが、このまま再稼働に進んで本当にいいのでしょうか。

 外せない仕事があって道庁前には行けませんでしたが、同じように抗議の声が上がったはず。

 再生可能エネルギーは、電源として不安定だと北電は言いますが、それではヨーロッパでなぜ普及を進めることができるのか。

 特に条件がある北海道でこそ、可能性は大きいはずです。

 コストの問題でも、廃炉にかかる費用まで計算すれば原発こそ高コストであることも、研究者から指摘されています。

 原発30km圏の避難計画は、自治体まかせ。

 使用済み核燃料の処理も、研究者まかせ。

 そのうえ電気料金を上げさせてもらいます、とは、少し無責任ではないのでしょうか。

 原発は国策だからという逃げ道で、道民も納得できるのでしょうか。

 もちろん国策で進められた存在である以上、国政で決着をつけなければいけません。

 暴走の安倍政権、なんとしても止めないと!

 【今日の句】 開いていた 窓から願い 届くかな

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