道安保破棄実行委員会で「矢臼別50年のたたかいに学ぶつどい」を開きました。折りしも今日はオスプレイ展示も表明された日‥‥平和を守ろう!と気持ちも高まるつどいとなりました。
矢臼別演習場のど真ん中に、土地を売らずに住み続けていた方がいました。
その名は川瀬氾二。
川瀬さんが亡くなってからは、渡辺佐知子さんが住まわれています。
川瀬牧場で開いてきた平和盆踊りは、今年で50回目(詳しくはこちら)。
札幌でも、その歴史と、今の平和情勢を学ぼうと企画したつどいです。
面おどり「花いかだ」のみなさんが、昨年の米軍による場外着弾の当時の様子を生々しく演じていただき、当時の様子を思い浮かべて緊張しながら聞いていました。
矢臼別平和盆おどり事務局の吉野宣和さん(矢臼別平和委員会会長)から、あらましと経過をお話いただきました。
吉野さんの言葉で印象深かったのは、故松井愈さんが語られたという「矢臼別に足を運びなさい」。
これはマスコミ記者さんが電話で資料を求めたことに、きっぱりと返した言葉だそうです。
私も何度も矢臼別には行きましたが、確かに現地に行かなければわからない。
そこは戦争と平和の接点であり、時をつなぎ地域を結ぶたたかいの結節点だから--と吉野さん。
実はつどいの前に防衛局に対して、8月にも予定されている米軍移転訓練の中止を求める要請をおこなったんです。
しかし暖簾に腕押しというか、誠実な回答が返ってこないというか。
昨年の場外着弾など大問題なのに、アメリカに弾道経路(民家の上空を飛んでいる!)を聞いたのか質しても返答はありませんでした。
アメリカに何も言えない、何も聞けない、日本政府の卑屈さがハッキリと見えました。
そういう中で50年間も続いてきた平和盆踊りですから、多くの方の参加で成功させたい。
札幌からはバスツアーもありますので、こちらをご参照ください。
オスプレイ展示も、米軍移転訓練もNO!
【今日の句】 愛国の 名で亡国の 安倍政権
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