2014年7月10日木曜日

オスプレイは非常時に安全に着陸できる機能がない

 正式発表された「空港ページェント」のオスプレイ展示に、抗議・撤回を求めるデモをおこないます! 呼びかけは道平和委員会・道安保破棄・道労連です。

 ぜひ、まわりの方にもお広げいただき、札幌市民・道民は認めないぞとの意思を示しましょう。

 そもそもオスプレイの何が問題か。

 安全上の問題で「どんな飛行機でも事故は起きる」「開発途上だから仕方ない」などの、声があります。

 そもそも根本的な、安全上の問題があるんです。

 日本の法律では、エンジンが停止した時にも安全に着陸できるオートローテーション機能がないものは、上空を飛べません。

 しかしオスプレイには、その機能がありません。

 だから事故が多発するし、重大事故になるわけです。

 それが誰もいない砂漠の上でも飛ぶならともかく、人口密集地の上空を飛ぶことを、どうして認められるのでしょう。

 「同盟国だから」とか「訓練に必要だから」という理由は、前提として違うと私は思います。

 米軍はこれまでも、事故が起きたときに責任を取ってきましたか。

 日本政府は、地域協定があるからと何も言っていないのではないですか。

 同じ同盟国でもヨーロッパでは、せめて国内法を守らせているし、国民の生活保持を大前提にしています。

 それにくらべて、あまりに日本は卑屈すぎませんか。

 アメリカでも危険で訓練中止になっているから、日本で訓練しているんです。

 多くの方に事実を知ってもらい、大きな世論にしていかなければ。

 「沖縄の負担を全国に分かち合う」のではなく、 その負担や痛みを失くすことこそ求められているのではないでしょうか。

 重ねてデモへのご参加、よろしくお願いします。

 【今日の句】 安寧の 空こそ政府よ 取り戻せ

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