報告が遅れましたが、農林水産委員会での所信質疑がおこなわれました。斉藤和子議員と私の「和・和」コンビで45分、米価暴落問題や食料自給率についてただしました!
こちらの「農林水産委員会」から見ることができます。
斉藤議員は、アメリカとの密約まで報じられているミニマムアクセス米の輸入を続けながら、日本の米を買い入れない政府の姿勢を批判。
私は、45%に下げられた食料自給率目標でさえ、歯止めなき農産物輸入拡大のもとでは実現できないと、輸入拡大路線の見直しを求めました。
なにしろ昨年の農水産物輸入は過去最高で、9兆円にまで迫る勢いです。
そのうえTPPが妥結されて安い農産物がドンドン入り国内農家を圧迫して、どうして自給率向上などできるのでしょう。
自給率を上げた国は、適切な関税と価格支持政策で国内農業を守ってきていると、農水省だって知っているはず。
WTOルールというかアメリカの要望に従ってきたのが、農家を苦しめている根本的な原因なのではないのか。
質問では、石巻市の農家の声も紹介しました。
被災地で、農地を「覚悟」を持って引き継いできた方が、自分達のような家族経営を切り捨てるのではないか、と疑問の声を上げています。
農業を経済原理ではかるな、と。
農外企業に期待を寄せる安倍農政改革ですが、中山間地や条件不利地、被災地などで農外企業は責任を持って土地を守れるのか。
こういう議論を積み重ね、少しずつでも政府を動かしていきたい。
札幌の自宅に戻り、明日は地方選挙に向けて応援に回ります!
【今日の句】 政策に 土の香りを 染み込ませ
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