福島原発事故での農家への賠償、有明海訴訟原告団との懇談など、昨日から現地の話を伺っています。委員会で取り上げるべき課題が多く‥‥問題山積の日本!です。
避難解除によって賠償の打ち切りとなるのか‥‥が大きな問題となっている福島。
2年後に生活や地域社会が、以前のように戻るのかわからないのに、賠償を打ち切ることが妥当なのか。
帰還促進と合わせて、それで事故がなかったこととされてしまうのではないのか。
国や東電に対する不信感の大きさが、ひしひしと伝わってきました。
そして、水質汚濁が進んでいるとリアルな話を伺った有明海問題。
干拓工事の起工式から27年、あの「ギロチン」から18年が経ち、若い世代では「宝の海」「有明銀行」とまで呼ばれた、豊かな有明海を知らない人も増えているといいます。
とはいえ、2010年に最高裁が開門の確定判決を出し、さらに異なる判決との関係にも「国が特段の努力を」と求めており、政府が確定判決を履行する立場に立つのかどうかが問われています。
いずれも国策として進めてきた背景がある問題だけに、国が解決に責任を負うべき問題です。
誤った国策をただすのが大変なことだと、つくづく感じる日々です(だから戦争法案は廃案を!)。
法案審議は慎重に進めなければいけないし、建設的な提案もしますが、厳しいチェックを果たすという野党としての役割もしっかり果たしていきたい。
明日は衆議院農林水産委員会が開かれることになり、独立行政法人改革に関する法案審議となります。
私が11時35分から25分間、質問に立ちます(冒頭は北海道でのトドによる漁業被害問題を取り上げます)。
ネット中継ありますので、ご覧くださいね。
【今日の句】 白黒の バルーンの宿題 必ずと
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