今日の衆院予算委員会で、私は高橋千鶴子議員の質問のパネル係。被災地の実態をふまえた追及を前に、委員会室はヤジ1つありませんでした。
以前にも書いた岩手県での調査をふまえ、住宅再建などの後押しに国としてできることがあるだろうと建設的な意見も含めての質問でした。
情けないことに防災担当大臣からは「共済や(地震)保険などの拡充をはかる」との答弁で、いったい何のための大臣なのか!と思いました。
福島第一原発事故の賠償問題でも、東京電力は賠償の「3つの誓い」というものを持っているのですが、それに背くような現実があるのに「誠実に対応していきたい」と東電社長。
これら防災相や東電社長の答弁を、現地ではどのように思ったでしょうか。
阪神・淡路大震災でも大問題となった「孤独死」についても、実は東日本大震災では、その定義さえされていないので警察での類する発表を追認しているだけなのです。
見守り支援などを国が推奨するのなら、このような把握のための定義くらいはしっかりするべきですが復興相からも前向きな答弁はなし。
これでは「被災地は見捨てられるのか」との思いが、現場から出てくるのも当然と思いました。
私も東日本大震災復興特別委員として、こういう政府の姿勢をただしていきたい。
政府の前向きな言葉を、待っている人がゴマンといるのですから。
【今日の句】 他人事の ような答弁 いりません
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