TPPについては、次のように話される陳述人の方。
「互恵的自由貿易と言えば美しく聞こえるが、それは不可能だ。
日本の農産品は高品質だから勝てると言うが、逆だ。勝てない。
それは買う側にはぜいたく品ということで、そんなに買えるわけではない。
必需品こそ、だ」
世界を渡り歩いてこられた方だけに、その発言の意味を重く受け止めました。
何より、この一言が重い。
「農業を豊かにして先進国の仲間入りをすれば、後継者が生まれます」
予算案の採決は賛成・反対にしかなりませんが、日本共産党としても組み換え案を出すつもりでいます。
しっかり反映させていきたい。
地方公聴会に先立って視察した勇心酒造さんの、長年の努力の一端をお聞きしたことも、今後の地方経済振興の施策を考えるうえで大きな財産となりました。
「一念岩をも通す」とは言いますが、その立場でがんばり続けておられる地域に根差した中小企業を、本当に大事にしなければいけないですね。
ちなみに高松空港には、うどんの出汁が出る水道があると聞き、帰り際に立ち寄ったのですが「本日は終了」の貼り紙(残念!)。
お昼に食べた讃岐うどんの味を思い出しながら、またの機会の楽しみにします。
【今日の句】 利潤より 郷土愛こそ 創生と
農業の大ベテランが、一+一は二になると言ってるのに、
返信削除官僚と農林政治家は、努力すれば、4にも5にもなるから、門戸を開放して海外に出ていけると。
こんな幻想を真にうけるまともな農家はいないのに、それに踊れる条件をもつのは一部の特殊な農業者だ。
この「一将の功なって万骨枯れる」農政を、どれだけ具体的にリアルに明らかに出来るか、それが国民的農業政治家の役割であり、力の見せ所すね。
hanatachibana
hanatachibana さん、コメントありがとうございます。
削除農業に限らず、安倍政権は成果は大きく、被害は小さく示すような点が特徴だと思います。だから野党は、どれだけ実態にもとづいた論戦ができるかが大事だと思うのです。その立場を貫いて質問していきたい。
各地に足を運んで話を聞くというのは、本当に大事だと痛感しました。
引き続きがんばります。