全体の要望項目は9府省庁へ37項目ですが、詳しくは明日にまとめます。
もともと予算要求などに合わせた日程ではありましたが、1週間に3つもの台風が押し寄せる被害に対しての支援を要望しないわけにはいきません。
台風被害対策も主に農漁業分野に絞り、要請には塩川白良危機管理・政策評価審議官が対応されました。
申し入れの内容(主旨)は、以下のとおりです。
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今般の台風における北海道の農漁業被害対策に関する緊急申し入れ(案)
7号、11号、9号と、相次ぐ台風の直撃を受けた北海道では、河川の氾濫、住民の避難や床上・床下浸水、土砂崩れによる道路の寸断やJR石北線の路盤の崩落など、深刻な被害が発生している。とりわけ収穫期を目前に控えた畑の冠水等による農作物等への被害は甚大であり、被災状況の把握と農地の復旧等、迅速な対応が求められている。
よって、この間の現地調査を踏まえ、緊急に以下の点を申し入れる。
記
○全面的に農地が崩壊・流出するなど、被害の状況はきわめて深刻である。冬が来る前に復旧しなければ来年の作付に影響を及ぼすだけでなく、営農意欲の減退にもなりかねない。農地の復旧に当たっては、あらゆる手続きや工事などが速やかに進むよう、財政面も含めて万全の措置をとること。
○関係機関と協力し、経営支援はもとより技術指導などきめ細かい対応をおこなうこと。
○被害の全容把握を急ぐとともに、共済金の支払いを早期におこなうこと。また、共済の対象から漏れる作物等については、国として適切な措置を取ること。
○畜舎などで病気が発生しているとの報告もある。国として情報収集を急ぐとともに、万全な体制を持って対応にあたること。
○シカ防護柵の設置など急を要する対策には、既存事業の柔軟な活用も含めて迅速に対応すること。
○海が荒れたことで昆布が根から流された恐れが指摘されている。漁業被害に対する調査を急ぐこと。
○農・漁業施設、農機具等の修繕・改修など、現場の要望にこたえて支援をおこなうこと。
以上他にも共済の支払い、病気などへの対応など、全般的に応える旨の回答でした。
各議員からも、これまでブログなどに書いたような内容を伝えるとともに、引き続き全容が明らかになるなかでの対応を重ねて求めました。
今度は台風10号の影響が心配です。
すでに西日本では雨が強くなっているようですし、関東・東北地方に上陸となれば昨年の常総水害をどうしても思い出します。
自然の猛威を止めることはできませんが、できる限り被害を小さくするのは人間の力でできること。
引き続き被害の実態をつかみつつ、政府へ反映させていきます。
【今日の句】 いるのなら カミナリ様よ もうやめて
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