2016年8月3日水曜日

現場の願いに応えた活動を

 主要閣僚留任や稲田防衛相就任など、行き詰まりのアベノミクス固執と憲法改定の布陣か--私の安倍改造内閣に対する感想です。

 昨日発表された「未来への投資を実現する経済対策」を見ると、子育て・介護の環境整備や若者への支援拡充など国民生活へ向けたような中身が並びますが、中身は吟味しなければいけません。

 社会保障にかかわっては、参院選後に医療も介護も負担増・サービス減の議論が進められているからです。

 「21世紀型のインフラ整備」では、TPPを念頭にした農林水産物の輸出促進と競争力強化、リニアや整備新幹線の整備加速も打ち出しました。

 担当相まで置いた「働き方改革」を見ると、「我が国から非正規という言葉を無くす決意」としていますが、それなら労働者派遣法の抜本的改革が必要なはずですが「的確な運用を図る」と書かれています。

 これまで経済対策といえば選挙前に示すのが(選挙対策という意味も含めて)多かったのですが、それではアベノミクスの失敗を意味することになるから、選挙後の経済対策となったというのが真実ではないのか。

 各大臣の所信と合わせて、秋の臨時国会では正面から問わなければなりません。

 今日は臨時国会最終日ということもあり閉会中審査の手続きなどでバタバタしつつ、新国会議員団が勢ぞろいした写真撮影や、寄せられていた相談の解決へ話し合いなど。

 現場の願いに応えた活動を、とあらためて思った1日でもありました。

 【今日の句】 団結の 35人で 切り拓く 

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