2017年1月31日火曜日

なぜ安倍首相はダンマリなのか

 トランプ米大統領の入国制限措置は、極めて重大な国際問題になっています。速やかな撤回を求める談話も、志位和夫委員長名で発表しました(こちら)。

 談話でも触れていますが、米国を含め国連総会で全会一致で採択された国連「グローバル対テロ戦略」の大原則に真っ向から反しているもので、極めて有害です。

 米国の同盟国の首脳やアラブ連盟からも批判や懸念の声があがるなか、日本の安倍首相は「コメントを控えたい」と言い続けています。

 これもまた「日米同盟第一」がゆえなのか。

 しかし、これだけ重大な国際問題となり、テロ根絶へも重大な逆流をつくりだしているだけに、ノーコメントで済ませてはいけないはずです。

 いつも首相は、国際問題においては法と正義による支配の重要性を語っているではありませんか。

 自由と民主主義の重要性を、否定してこなかったではないのですか。

 訪米と会談を前に多くの不安と懸念があり、何とか質しておきたい。

 今日は国会議員団農水部会として、田代洋一さん(横浜国立大学名誉教授)から「安倍農政」についての話をたっぷりとうかがいました。

 同時に、グローバル化・グローバリゼーションの今日で、農業政策の充実・発展という宿題も背負った1日にも‥‥。

 【今日の句】 下駄の雪 官邸だけは 解けぬよう

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