演説会のあった釧路市は28℃、その前に町長さんと懇談した標茶町は30℃? どうして道東地方なのに、こんなに暑い!
‥‥と嘆いても仕方ないのですが、酪農地帯である道東地方の猛暑は乳牛にもつらいもので、搾乳量が減ってしまうのです。
暑い中でも演説会は会場いっぱいで、立ち見となる方も。
多くの方に足を運んでいただき、本当に感謝です。
9月3日告示の根室市議選に向けて、鈴木一彦・橋本竜一の両市議が紹介され決意表明。
小選挙区7区予定候補の石川明美さんは、日欧EPAやJR北海道の廃線問題を取り上げて、道東地方の声を届ける議席を何としても!と訴えました。
私はたっぷり50分、東京都議選の結果、加計学園疑惑と「共謀罪」法、地域づくりに向けた政策(くらし、第一次産業、公共交通)、外交・平和と憲法問題を話しました。
途中で何度も合いの手や拍手をいただき、安倍政権を変えようという熱気が釧路にも広がっていることに確信を持ちました。
順序は前後しますが、土曜日にもかかわらず池田裕二・標茶町長と懇談の機会もいただきました。
標茶町の基幹産業は酪農で、まず話の話題は日欧EPAに。
生産者の支援はもとより、消費者と生産者の距離を縮めること、食料を大事にする政治のあり方に話が及びました。
本当は国政で大所高所にたった論議が必要なのですが。この間の農政は農業経営の効率化と海外販売へ力を向ける内容ばかりで、そこへの疑問が広がっているのかと思いました。
JR北海道の路線廃止についても、自治体だけで議論と解決する問題ではなく、国がどうするかを明確にする必要はないか?と町長さん。
私からは日本共産党の発表した提言とともに、EUでは、鉄道事業が赤字なのは当たり前で鉄路維持に国が責任を負っていることも紹介しました。
最後に町長さんが「地方を忘れないでくださいね」と話されたことが心に残りました。
今の政治が大都市ばかりを見ているのではないか、と突きつけられたように感じました。
北海道各地で町が成り立たなくなるのではないかと、不安が広がっています。
日本共産党として、地に足をつけて、どう打開していくのか問われているのだとも痛感しました。
しっかり現場に軸足を置いて。
全道179自治体を走りまわりたい気持ちでいっぱいです。
【今日の句】 避暑地など 言えぬ毎日 北海道
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