2017年12月7日木曜日

次のたたかいへ、急がば回れ

 今日は札幌市白石区での「つどい」で、何と手話通訳の方も! こういう状況が日常的になればいいですね。

 札幌市には手話通訳者派遣事業があります(今回この事業を使われたのかはわかりません)。

 全国的にも手話を基本言語と位置づけたり、普及・推進をはかる条例が広がってきています。

 手話通訳者の確保・育成が急がれます。

 こういう分野にこそ、国が財政的支援を強めてほしいものです。

 さて「つどい」ですが、今日は「憲法を活かした日本」というタイトルをいただいていたので、「くらし・経済」にかかわっては「現行憲法の前文をふくむ全条項をまもり、とくに平和的民主的諸条項の完全実施をめざす」(党綱領)ことを、「外交・平和」では憲法9条をめぐる情勢と、北朝鮮問題の打開の方向について話をしました。

 その後は意見交換となるのですが、タイトルの中身より「また安倍首相が続いていることが腹立たしい」「共闘は良かったけど、やっぱり共産党が減ったことが悔しい」など、総選挙の結果についての意見が相次ぎました。

 私からは、●悔しい思いは私もいっしょ、●自民党が多数を取ったのは小選挙区制と野党分断の「仕掛け」があったから、●それでも共闘勢力が前進したことは安倍政権にとっては誤算、●世論の高まりは政権に直接ぶつかるとともに、国会の全政党を動かす力になる、●運動とともに日本共産党を知ってもらう場が大事で、いわば「急がば回れ」で次の政治選では勝利を--ということなどを話しました。

 だいたい納得してくださったようで、終わった後の握手も笑顔。

 こういう話をする場を、多く持ちたいですね。

 ニュースでは米トランプ大統領のエルサレムを首都認定する問題が報じられ、日本共産党も志位委員長名で談話を発表しました(こちら)。

 これが強行されていけば、中東問題の解決に大きな逆流を持ち込むことになります。

 国際的にも米国への批判や不同意があるなかで、日本政府は米国へ撤回を求めないのか。

 このまま放置しては、大変なことになりかねません。

 【今日の句】 手から手へ 伝わる言葉も ぬくもりも

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