2018年6月19日火曜日

こんな時にカジノ執着か

 党道議団・予定候補とで、道労働局へ最低賃金の引き上げを求める要請へ。一方で国会ではカジノ法案を採決‥‥どれだけ国民から奪い取る気か!

 要請団は、道議団から真下紀子・菊地葉子・宮川潤・佐野弘美の各道議に、予定候補の伊藤りち子・森つねと・佐々木としこの3人が加わりました。党道委員会の労働部も参加しました。

 要請項目は、▽最低賃金を早急に1000円に引き上げ、さらに1500円を、▽ランク制の廃止、全国一律の最低賃金制度を、▽生計費原則にもとづく最低賃金の算定を、▽中小零細企業への抜本的支援を強化--などです。本省マターという内容も多く「本省へ上申します」と、担当室長などがメモを取られていました。

 北海道は、全国にくらべても貧困が進んでいる地域。貧困解決には、社会保障充実や教育費軽減などとともに最低賃金の引き上げがどうしても必要なのです。今日も道議・予定候補から「交通費まで減らされている」「コンビニでは最賃にへばりついている」「貧困ラインが下がっている現実がある」など発言し、私からも「最低賃金法の主旨にそって、現実をふまえた引き上げを」と求めました。

 くらしを支えることを基本にした経済政策こそ必要ですが、安倍政権にとっては人の不幸を土台にした経済政策=カジノ解禁こそ必要のようです。とばくが経済政策なんて思想としても退廃の極みだと思いますし、それを短時間で、国民多数の反対もあるのに、しかも国会を延長してまで通そうだなんて許されない。

 夕方には総がかり実行委員会の集会とデモがありました。やっぱりカジノ解禁には怒りの声が。加計学園の理事長が、国会最終盤になって、しかも短時間で、真実を語っていないような記者会見をおこなったことにも怒りの声が。地震対応そっちのけで、安倍首相は岸田氏としゃぶしゃぶを食べている場合か!との怒りの声も。この政権を早く変えたい!との思いが、今日もコールの声の大きさになってあらわれました。

 国民からむしり取る経済政策から、国民生活を支える経済政策へ。

 大元から自民党政治を変える道も、堂々と訴えていきたいと思います。

 【今日の句】美しい国は 賭博も美しい?

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