2018年6月18日月曜日

人命優先、不安解消への手立てを


 近畿地方での地震で3人が亡くなられるなど、大きな被害が出ました。心からお悔やみと、お見舞いを申し上げます。

 今朝は定例の朝宣伝の日。始めようとする前にニュースをチェックしていたら、地震速報が飛び込んできました。まだ被害の現状はわからないときでしたが、国が全容の掌握と人命優先の対応をと街頭から求めました。

 ブロック塀の倒壊で、9歳の小学生など犠牲が出たことに心が痛みます。すぐ頭に浮かんだのが1978年の宮城県沖地震でした。私も石巻市にいて当時は小学校1年生。友達と野球をして遊んでいたときの大きな揺れは、今もリアルな記憶として私に残っています。

 あの地震で亡くなられた28人のうち、ブロック塀などの下敷きで亡くなった方が18人もいました。鉄筋が入っていないため耐震性が弱かったことが要因と、その後は規制が強化されて同じような犠牲も減っていただけに、本当に残念だし、ご家族の心の痛みを思うといたたまれなくもなります。

 今後の余震にも注意が必要ですし、熊本地震のように後から本震が来ることはないかと心配になります。日本共産党は山下芳生副委員長が本部長となる対策本部を設けて、現地では地方議員が中心に要望も聞いてまわっています。国も地方自治体とよく連携して、最大限の支援を進めてほしい。

 先週は千葉県や群馬県でも地震が相次ぎ、日本全国どこでも地震は起きるものという認識を、あらためてハッキリしなければいけませんね。防災・減災の対策、避難訓練、自治体などの体制強化とともに、やっぱり過酷事故が心配となる原発を動かしてはならないと痛感します。

 国会は明後日の会期末を前に、会期延長が避けられなくなってきました。その理由がカジノ解禁法案というのですから、国民からむしり取るための会期延長など到底認められません。そもそも北海道を賭博で汚すな! カジノを要望している自治体だけでなく、札幌はじめ全道的な問題として世論を広げていきたい。

 近畿地方での地震で3人が亡くなられるなど、大きな被害が出ました。心からお悔やみと、被災された方にお見舞い申し上げます。

 【今日の句】安心を 願ってるけど もどかしい

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