2019年1月8日火曜日

働く仲間の底力 

 各界あいさつや、宮川じゅん道議(札幌東区)事務所びらき、道労連の旗びらきなどに今日も東へ西へ。この時期は、いつも以上に体力勝負です。

 宮川じゅん道議は道議会水産林務委員会で副委員長を務めていることもあり、林業人新年交礼会でも一緒にあいさつにまわりました(菊地よう子・佐野弘美道議もいっしょです)。昨年は胆振東部地震で土砂崩れにより山林被害がひどく、厚真町では山の中に入れないため機械類が置き去りになることも起きました。道森林組合の阿部徹会長はじめ、震災に触れたあいさつが続きました。

 道森連・阿部会長さんは、オホーツク中央森林組合の会長さんでもあります。あいさつすると「野村さん(党の紋別市議)にも、熱心にやってもらっているよ」とのお話。SGEC森林認証の取り組みが注目されている地域だけに、その話題で盛り上がりました。

 苫小牧広域森林組合の小坂利政組合長も参加されていて、少しの時間、懇談もさせていただきました。「紙議員からの電話もいただき、本当にありがとうございました」と述べられた小坂組合長さん。確かに被害は深刻ですが、前を向いてがんばるとの力強いお話と握手。私たちも、復興へ力をあわせることを約束しました。

 地元の材を使った産業振興や町づくりも広がっていますし、林業の成長産業化へ向けたあいさつもありました。昨年も書いた知内町では、CLTを用いた担い手センターを建てたり、木質チップのボイラーで熱を供給したり、役場の窓口や温水プールの屋根にまで地元材を使う徹底ぶり。こういうことを促進する国の役割が重要だと、つくづく感じます。技術者や専門家の育成も急がれています。

 もちろん道が積極的に旗を振ることが大切で、その点でも宮川じゅん道議の役割も大きい。今日の事務所びらきにも多くの党員・支持者が来られて、誰にでも親しく接してくれる宮川さんへの信頼や期待の大きさが伝わってきました。私からも「引き続ぎ道議会へ送ってください」と訴えました。

 今のところ定数4の東区は、有力5人が争う構図の予想。医療分野出身という強みもいかして、宮川じゅんさんには引き続き命とくらしの守り手としてがんばってほしいのです。

 夜は道労連の旗びらきに参加。途中からの参加となってしまい、すでに大盛り上がりでした。昨年は「働き方改悪」から始まり、外国人労働者の受け入れまで、働く人を使い捨てにできる法案が次々と強行成立させられました。北海道では、KKR札幌病院で過労により自死した女性の労災認定を求めるたたかいなどもありました。道労連は、その先頭にたって奮闘してきました。

 同時に、この間の労働運動は「市民と野党の共闘」でも重要な役割を担ってきました。今日も市民の風・北海道から、川原共同代表と小林事務局長が見えられていました。毎月19日の総がかり行動など、市民へのアピールも続けてきています。安倍政権に正面から立ち向かう力となっています。心から敬意を表しながら、今年は共闘の底力を発揮して必ず安倍政権を終わらせようと私もあいさつに力を込めました。

 今日は日産・前会長カルロス・ゴーン容疑者の意見陳述がありました。司法での裁きを待ちつつも、リストラを促進してきた政治の側も今後は問われるべきです。日産では約4万人がリストラされました。働く人の犠牲のうえに成り立った「V字回復」を、もてはやすような風潮でいいのか。寒風が吹くなか路頭をさまよった人も、いたのではないのか。金の亡者のごとく振舞った背景に何があったか、厳しくメスを入れるべきです。

 今日は小1の子が学童保育でのスキー合宿に行ってるため、家も静かな夜を迎えました。今ごろ疲れて爆睡しているかな。

 【今日の句】リストラは あの総理にこそ 突き付けたい

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