2019年11月27日水曜日

希望は語ることから

 宣伝を始めた途端に雨が降り始めたものの、お聞きくださった方の熱意が通じたのか最後には晴れ上がった函館市。表敬訪問や懇談、「党を語るつどい」などで市内を駆けまわりました。

 写真でわかるように、激励にかけつけてくださった党員・後援会員さんのうちわには「さあ変えるよ」の文字。ちなみに反対側(私に見える方)は「はたやま和也」と書かれています。参議院選挙でのスローガンでしたが、今こそ安倍政権を「さあ変えるよ」の意気込みでがんばりたい。

 表敬でまわった先でも「桜を見る会」に端を発して「安倍政権はもつんでしょうか」と話題に。私からは他党が追及本部を立ち上げていることも紹介して、今回こそ曖昧に終わらせないため世論も大きくしていきたいと応じました。

 反社会勢力が参加していたことで、いっしょに写真に映っていた菅官房長官の責任も問われてきています。安倍首相の推薦枠が1000人以上の可能性があることも、先日の田村智子議員の質問で明らかになってきました。まさに疑惑や虚偽答弁は底なしの様相です。

 「党を語るつどい」では、この桜疑惑とともに「どうしたら安倍政権を変えられるのか」が話となりました。投票率を上げるうえで若い世代と語り合おうとの話のなかで「30代の知り合いが正職員になれず、それでも夢を追いかけたいとがんばっている。政治の問題だと話をするなかで、だんだん会うことも楽しくなってきている」という方も。

 社会は変わらないとあきらめたり、でも誰かと語り合うことや共有しあうことを求めている若い世代は必ずいるはずです。夜に青年との語る機会があったので、そのことを尋ねてみると「辛い職場のことを語る人もいますよ」とのこと。その方自身も、職場で一人になった時にはため息混じりの声を何度か出したとか。

 辛さは口にしていいはずなのに、それができない日本社会を覆う空気。評価の目が突き刺さって声に出せず、自分で何とかするしかないという自己責任の悪循環。地域・職場・学園と、政治とを車の両輪のごとく動かすための日本共産党を強く大きく、しなやかに広げていかねば。

 社会は変えられるし、変える力は必ずある。そういう話し合いを若い世代と自然体で進めていきたいなと、あらためて思いました。

 【今日の句】政治にも きっと晴れ間は 訪れる

0 件のコメント:

コメントを投稿