今日は千葉尚子札幌市議と、以前にも足を運んだゲストハウスへ。コロナ禍で家を失った方への支援をおこなってきたのですが、その補助事業の期限も先月末まで。コロナ感染が急拡大するもとで、あらためて現状や課題をうかがいに来たのです。
ゲストハウス「UNTAPPED HOSTEL」代表の神輝哉さんは、千葉市議の幼なじみ。7月にうかがった時に、受け入れを始めていました。ツイッター上の「死にたい」との書き込みを見た入居者が、「ここなら大丈夫」とメッセージを送ったところ、無事につながることができた--こんなエピソードを紹介した神さんは、「誰もが安心してくらせる社会を望みます」と、しっかりした口調で語りました。
ゲストハウス自体の経営は大変で、雇用調整助成金の延長などを求めています。一方で、民間企業や支援団体などのネットワークで社会はあたたかくなるし、経済的にもまわっていく展望を神さんと語り合いました。生活困窮を乗り越えていく道は、多くの方とつながるなかで見えてくると確信しました。
問題は、政府がそのような立場に立つかどうか。菅首相が強調する自己責任では、弱肉強食の社会が続くばかりです。当面の要求実現とともに、やっぱり根本から政治を変えねばと思いました。
先だって青年学生後援会のキックオフ集会(オンライン)にも、一言あいさつにと参加。民青同盟が各地でとりくむフードバンクには、数十人規模で学生が食料品を受け取りにくるなど、青年学生の苦難も続いています。こういう時こそ「自己責任でなく政治の責任で解決させよう」と、青年たちが声をあげようとする姿が頼もしい。
「若い皆さん、お金のことは心配しないで安心して学んでください」と、なぜ一国の首相が学生たちへ語ろうとしないのか。雇用やくらしを守るべく雇用調整助成金や休業支援金の活用も、なぜ青年たちへわかるように発信を続けないのか。首相や政府自身の、青年に対する基本姿勢がやっぱり問題だと痛感するのです。
いつ解散・総選挙となるかはわかりませんが、若い世代とともに、いっしょに願いを実現しようと呼びかけたい。それだけの条件もじゅうぶんにあることも、わかりやすく伝えていきたいです。
【今日の句】寝る家が 誰にも保障 されるよう
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