今日は松橋ちはる道9区予定候補と日高管内へ。例えるなら急速冷凍ほどの寒気で、暑さに弱く寒さに強い私でも、さすがに堪える凍れ具合。そんな街頭でも切実な声が寄せられるのです。
浦河町では、荻野節子町議に声をかける方の姿が。私も駆け寄ってあいさつすると、荻野さんの知人の飲食店主さんでした。「もう持続化給付金もなくなった。もう一度くらい給付がないと、年を越せても来年はもたない。そんな店が続出する」。声の具合からも、ひしひしと切迫さが伝わってきました。
浦河町には日高管内の2次医療圏にとって重要な日赤病院もありますが、新型コロナの院内感染がありました。実は日高管内ではPCR検査の検体をとっても、苫小牧や札幌に送って判定してもらわなければなりません。それだけの遅れが出ると、感染防止にも時間差ができてしまいます。そのような課題も教えていただき、あらためて反映していかなければと痛感しました。
様似町でも街頭宣伝にとりくむと、車から手を振る方の姿が思ったより目立ちます。ちなみに写真に映っている犬は鈴木隆町議の飼い犬で、人懐こく、いつもすぐに近寄ってきます。松橋さんにとって初の様似入りということもあり、党員さんらが出迎えてくださいました。寒風のなかでも宣伝中はプラスターも持っていただくなど、本当にありがたいです。
新ひだか町では「語るつどい」と街頭宣伝。つどいでは谷園子町議が進行役で、真っ先に手を上げて話してくださった方も商売をされている方とのこと。「国民には5人までと言っておきながら、菅首相は8人で会食だなんて本当におかしい。『もう一度持続化給付金がないと続けられない』と言っている商売人はたくさんいる。小さな声にも政治は耳を傾けてほしい」との訴えが、重く響きました。
また、この方の家族や親戚は病院勤めだそうで、具体的には言えないけど本当に大変だと述べて、「病院で働く人には感謝しかない。しかしボーナスも減った病院もあるというし、どうして政治が支援しないのか」。また、ヘルパーを頼もうとしたら人手不足を理由に断られたという別の方は「今でさえ医療や介護は人が少ないというのに。こんな政治を変えないと」と、切々と実態を述べられました。
どの町をまわっても、菅政権のコロナ対策の無為無策ぶりや、責任を果たそうとしない姿勢に批判やもどかしさの声が聞かれます。命や健康、商売の危機が目の前なのに、菅首相にはそれがわからないのか。胸が痛まないのか。そんな思いが次々と寄せられます。まったく私も同感です。あきらめず党としても要請をしていくことを、私から話しました。
そういえば就任直後は、菅首相について「たたき上げの庶民派」とした報道各社もありました。しかし現状を見れば、庶民を見捨てるのかと思わされるばかりの冷たさが透けて見えます。寒さ厳しい北海道で、まさに冬を越せるのかという切迫さなのです。あらためて、しっかり私も役割を果たさねばと思った日高キャラバンでした。
【今日の句】総理から 冷たい空気も 伝わるぞ
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