2012年5月12日土曜日

幌延を「核のゴミ捨て場」にするな

 飛行機で新千歳空港から稚内市へ! 上空からの写真は羽幌町付近だと思いますが‥‥苫前町はじめ日本海側沿いに立つ風車群を眺めながら、稚内へ向かいました。

 稚内空港の近くには、ソーラーパネルが並び立っています。

 NEDOの委託事業として北海道電力と稚内市が設置したもので、一般家庭約1700世帯分の電力に相当する5MWシステムとして運用されています(NEDO  HPより)。

 風車であれ太陽光パネルであれ、可能な地域での規模拡大はありえることですが、自然保護や地域経済への貢献という点などから、総合的な検討も一方では必要です。

 稚内市には、全国から自治体職員や地方議員が視察に来ているそうですが、それぞれの町の条件に適した形を、研究者・専門家の意見も交えながら具体化されていくといいですね。

 宗谷管内にある幌延町・深地層研究センターでは、核廃棄物の地層処分が研究されてきました。

 今も300mの立坑が掘られており、周辺が泥炭地ということもあり、水も滲み出したり湧き出したりと言います。

 核廃棄物の最終処分場とされるのではないか--地元では、心配の声があります。

 しかし、このような地層で安定的に何万年も保管することができるのでしょうか。

 もともと核廃棄物の処理方法も定まらないのに、原発を推進してきた「ツケ」を幌延・道北地方・北海道に回すことで住民理解は得られるのでしょうか。

 私としても、自然豊かなこの地を「核のゴミ捨て場」にすることは認められない。

 じゅうぶんな安全性を持って管理していくには、これからも研究が必要でしょうし、安全保管の基準が甘くならないよう独立した規制機関が必要ともなるでしょう。

 国が責任を持って対策の検討を急ぐべきですが、まずは核廃棄物をもう生み出さないよう原発から撤退の決断をすべきだと思います。

 時間の関係からじゅうぶん演説会で触れられなかったので、ブログ上で私の考えを書かせてもらいました。

 演説会は、紙智子参議院議員に木村けんじ小選挙区10区予定候補・菅原まこと同12区予定候補に、比例予定候補の私と4人も!

 聞いている方々も、ずっと集中するのが大変だったと思いますが、終わった後は「がんばるからね!」など温かい言葉もかけていただきました。

 紙議員とは、また新千歳空港行きの飛行機に飛び乗り、全道業者後援会の集まりなどへ夜も回りました。

 明日は帯広市で演説会です。

 十勝のみなさん、明日お会いしましょう!

 【今日の句】 雲の上 必ず見える 晴れ間かな

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