今日は自交総連道地方連合会の定期大会あいさつへ。自交総連は、ハイヤー・タクシーを中心とした労働組合です。
私が最初に立候補した07年参院選は、小泉「構造改革」のひずみが顕著になり始めた時。
流通・交通・労働分野での規制緩和が進められ、特にハイ・タクでは一気に増車が進みました。
増車が進めば競争が起こり、値段も安くなり経済も活性化する--なんと理屈の構造改革は、大きなウソでした。
需要が引き上がらないなか、過当競争によるしわ寄せは運転手へ。
歩合制という独自の賃金体系も反映して、給料は下げられ、労働時間ばかりが長くされ。
事故も多発するようになり、社会問題ともなりました。
それで07年参院選なのですが、構造改革の是非を争点に、力を合わせて世論に訴えたのがハイ・タクの分野だったというわけです。
マスコミも「候補者を追う」的な企画で、私とタクシー運転手との対話を取材してくれました。
構造改革への「反撃ののろし」は、自交総連から上がったと私は思い入れもあって、そう強く思うのです。
この反撃が、少なくない労働者を励ましたと思います。
また今も強まる新自由主義の流れに、ガッチリ力を合わせて労働者・国民の声が生きる社会にしよう、と私もあいさつしました。
連合が労使協調路線を進め、消費税も原発も容認し、一党支持を押し付けるなかで、全労連と加盟する労働組合の役割は大きくなっています。
働く仲間の願い届ける、日本共産党の議席必ず!
【今日の句】 身勝手な 大臣ばかりは 末期的
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