2013年5月23日木曜日

米軍移転訓練中止を求めて、道防衛局へ要請

 株暴落から、しばらくは調整局面が進むのでしょうが、アベノミクスに「いったん止まれ」が示された格好のように思います。

 実態よりも期待感が先行してきた「アベノミクス」。

 株保有者や輸出企業にはプラスでしたが、円安による負担や、家計に恩恵が及ばない実感も、多くの方の間に広がってきています。

 あなたの家計は、いかがですか?

 それにしても投資家の(しかも大口の、しかも投機的な)動向で、金融や経済の動向が動いてしまうのですから、まさしく「顔の見えない資本主義」という状況。

 この後に出される「成長戦略」は、雇用の流動化を促進する政策と予測されるので、さらに消費力(特に地方で!)が落ちるのではないでしょうか。

 さて、今日は6月に矢臼別演習場でおこなわれる米海兵隊の移転訓練について、中止などを求める要請を道防衛局へおこないました。

 私は、安保破棄北海道実行委員会・代表委員の立場での参加です。

 「沖縄の負担軽減」を理由に、実弾訓練を矢臼別でもおこなって13回目。

 これは「固定化」しないし、沖縄と「同質・同量」の訓練だ、と当初はされていました。

 しかし、沖縄の負担は減ってないし、13回目の訓練となれば立派な「固定化」ですし。

 酪農地帯で、昼夜に発射と着弾音が鳴り、一昨年からは山火事も起こしている。

 これで、地域住民が安心できるでしょうか。

 党は訓練中止を求める立場ですが、仕方なく訓練は容認する方でも、せめて夜間訓練や米兵外出はしないでほしい、との要望があります。

 外出や飲酒の禁止については、沖縄での前例があるにもかかわらず、防衛局の回答は「大隊長の判断」との主旨でした。

 いや、それは米軍の組織上はそうですが、日本政府としてキチンと要望してくださいよ、ということなのに。

 前進回答がなかったり、要請は受け止めはしたりと様々な話し合いでしたが、日本政府として米軍にもっとモノ言えないものかと、毎回の交渉で痛感します。

 TPPもそうですが、日本政府が「アメリカに頭が上がらない」ことで、北海道の豊かな大地が汚されようとしています。

 北海道を守れ!

 【今日の句】 丸々と 太ったカブは うまいのかい

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