2013年5月6日月曜日

ヨーロッパの子育て政策に学びたい

 今日も札幌は朝から雨模様‥‥大型連休は結局、ほとんど晴れ間が見えませんでした。残念。

 私も一昨日から休暇をいただき、しばし家族と団らん。

 こういう時間が日本全体で、もっと多ければいいのにな、と思います。

 「子どもの日」には必ず、子どもの人口統計が発表されますが、やっぱり今年も過去最低と。

 子育て世代の就職難に低賃金、労働条件の悪化が、背景の第一。

 くらしや子育てにかかわるお金がかかりすぎるのが、背景の第二。

 大人と地域・社会の結びつきが薄れているなかで、子育てが孤立化してしまっていることも、背景の第三にないでしょうか。

 育児放棄や児童虐待などの増加は、確かの保護者自身の問題もあるのでしょうが、同時に地域や保護者同士で支えあう関係が薄れている反映に思えるのです。

 戦前・戦中の「産めよ増やせよ」は論外ですが、人口減少は社会の存立にかかわることですから、政治の役割が問われるのではないでしょうか。

 ヨーロッパでは、出生率を回復させてきた国が少なくありません。

 子育て・教育・家族政策の充実が、背景にあると思います。

 消費税など税金の高さが指摘されますが、それだけ国民を支援する政策が目に見える形であるからこそ、国民合意もできるのだと思います。

 消費税だって、食料品などは非課税ですしね。

 日本だって、超高額所得者や儲けすぎた大企業への減税や、大型開発・防衛費などの見直しができれば財源はできると、日本共産党は発表してきました。

 将来を担う子どもたちに、じゅうぶんに・有効にお金を使う国であってほしいと思います。

 【今日の句】 この雨に 涙を流す 鯉に見え

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