2013年5月11日土曜日

つまり「アベノミクス」で、誰が得をしてるのか

 ニュースはどれも、1ドル=100円台へ突入とのものばかり。急激な動きに、心配や不安の方が先に立ちます。

 これだけの動きは、投機筋によるものもあるでしょう。

 問題は、これがくらしと、中小企業や農林漁業をいっそう苦しめること。

 すでにイカ釣り漁船が、休漁。

 輸入関連商品は、値上げが続いています。

 仕事・受注が増えないなか、資材高騰が中小企業を直撃。

 いったい、誰が「アベノミクス」で得をしてるのか?

 この間「しんぶん赤旗」では、ズバリ「アベノミクス もうけるのは誰」との連載が載っています。

 たとえば、楽天・三木谷氏の保有株式数から計算すると、この5ヶ月で2437億円の資産増加!

 アイフル取締役・福田氏なら同じく、248億円の資産増加。

 3月末で中小企業円滑化法が切れ、この営業状況もあり、資金繰りに困る業者がサラ金頼みになるのではないか、との憶測がアイフルの株価上昇につながってると見られます。

 これでは中小企業が、二重三重に救われない!

 中小企業を助けるどころか、安倍首相は連休にかけてメーカー企業とともに、原発セールスへ走り回っていました。

 金曜日の道庁前行動では、その首相の行動にも怒りのスピーチが次々。

 安倍首相、助ける相手が違いませんか。

 明日の光も見えてこない、被災者・避難者、中小企業や庶民こそ、政治が支援を急ぐべきではないでしょうか。

 日中の暖かさに比べ、夜の道庁前は冷たい風も吹き、少し厚めのコートがないと2時間は大変。

 それでも「声を上げ続けるぞ」と、多くの参加者がいることに私も励まされます。

 安倍首相、この国民の声が聞こえますか!

 【今日の句】 首相から やさしい言葉が 聞こえない

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