泊原発が停止して1年。道民的努力や、北電も供給責任を果たして、猛暑の夏も厳寒の冬も越えてきました。
燃料費負担が増えたため電力料金値上げを北電は申請しましたが、その前の年より費用が減ってきています。
道民で言えば節電や、北電で言えば調達努力なのでしょうが、実際はよくわからない。
だから、情報公開。
大きなカギを握っていると思います。
電力料金だけでなく、電力需給や原発の安全基準など、長く不明瞭な状態が続いてきました。
原発賛成派も否定派も、さらに情報公開が望まれる点では、多くの方が一致するのではないでしょうか。
先日も、とある懇談で話題になりましたが、そもそもエネルギーを海外に頼る現状を解決していかなければならないと思います。
化石燃料にしても、ウランにしても。
原発推進だったために、再生可能エネルギー研究の人材も予算も、微々たるものでした。
原発の危険を批判したために、大学を追われる形になった研究者もいました。
もともと太陽光パネルは世界一のシェアを持っていた日本が転落したのは、このような背景もあったのでは。
今ある固定買い取り制度のような「作ればもうかる」仕組みも、なかったことも1つの背景だったとも思います。
エネルギーの自給自足は明日すぐに解決できませんので、過渡的に化石燃料に頼りながら、5~10年で普及をめざす、というのが日本共産党の考えです。
泊原発が稼動しなかった1年間で、いろんな道民的経験を積んできました。
中小企業への支援など、必要な課題も見えています。
原発ゼロへどのように踏み出すか、多くの方と引き続き語り合いたいですね。
【今日の句】 連休で 食べた分こそ 働こう
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