2014年9月20日土曜日

農業施策は、机上の論理でなく

 明日から出張、帰ってきたら講演と学習会講師が立て続けのため、今日のうちに準備をせこせこ‥‥忙しくても食べることだけはぬかりなく、「食欲の秋」モードが加速中です‥‥。

 農業関係者にお聞きしたところ、今年の北海道の米作況は106?ほどとのこと。

 幸いにして、この間の豪雨や暴風でも倒伏があまりなく、それゆりも牧草地の二番草が乾かずに苦労しているとか。

 しかし、頭数が減ってきているために、まぁ何とかなるんだ‥‥との話は、素直に喜んでいいものかどうか。

 規模拡大を迫られた北海道農業は、日本のモデルケースともされてきました。

 しかし価格が下落し、経営が成り立たないとなれば跡継ぎも生まれなくなるのも当然で、価格を下支えする施策が急がれていると思うのです。

 きちんと生活が成り立つ産業ならば、若い人で就きたい人はきっといるはず。

 それなのにTPP参加で、今いる生産者の意欲さえ奪ってしまうのでは正反対です。

 農業は、机上の論理では進まないのですよ、安倍首相!

 【今日の句】 美しい 日本は田畑や 地域から

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