2014年10月2日木曜日

苦しみのサインを、大人が受け止められるように

 南幌町での高校生による殺害事件に、防げなかったのだろうか‥‥と心が暗くなります。自分が大切にされている=他人も大切にできる、と思える社会にしなければと思うのです。

 しつけが厳しかったなどの報道もありますが、彼女の心の奥は、わかりません。

 ぜひ報道も興味本位でなく、彼女の未来もことも考えながら、紙面上で問題提起をしてほしい。

 他人に害を与える理由は、自分を守るがためということもあります。

 まだ高校生の彼女には、自分を守る術がなかったと思います。

 親しい人にも言えない。

 発散することも許されない。

 苦しんでいたかもしれないサインを、どうすれば見つけることができるのか。

 どの大人も、大きくゆとりをもって生きていきましょう。

 ゆとりを持てない理由が、長時間で過密な仕事だったり、生活苦であったりするのなら、やっぱり声を上げていきましょう。

 人間らしく、生きていきましょう。

 その道をつくることが、子どもたちを救う大人の役割だと思うのです。

 【今日の句】 強権や 排除の政治 変えなくちゃ

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