2014年10月22日水曜日

この回答で、道民は納得できるか

 札幌の道議・市議予定候補に、石狩地区委員長とで北海道電力へ! 11,000筆を越えた電気料金値上げ反対の署名を持って、抗議と要請へ私も参加しました。

 全国の電力会社のうち、電気料金の再値上げをするのは北海道だけ。

 各地で「企業努力が見えない」「このままでは経営が成り立たない」など、悲鳴の声があふれてます。

 経産省へ申請したときの要請でも、私から「道民は再稼動反対の世論が多数。新エネの設備拡充や送電網整備にお金がかかるが、北電は原発依存から抜け出すというのなら共産党だって応援して、国にモノ言いますよ」と述べました。

 それでも、そのときも「再稼動で電気料金を下げる」が変わらぬ結論でした。

 ひととおり予定候補が市民の声を紹介した後で、私から「再稼動で電気料金を下げると、会見で言い続けてこられたけど、残念ながら道民の世論は変わっていない。代替電源への決断も含めて、道民の声を受け止めるべきだ」と述べました。

 それでも変わらず「再稼動で電気料金を下げる」。

 写真のように、値上げ自体には平身低頭でしたが、その解決策は変わらず平行線です。

 今日は原発の是非そのものを議論するものではなかったけど、再稼動すれば増える「核のゴミ」をどうするのか。

 新基準だって「100%安全」ではないと認めていながら、周辺自治体の避難計画ができないままで再稼動が認められるのか。

 その回答なく再稼動と電気料金値上げをセットで語られても、少なくない道民は納得がいかないのです。

 使用済み核燃料を再処理するための引当金とか、国策で進めたんだから国も責任を負って、こんな値上げがさせない道を探るべきだと思います。

 我が家も値上げに負けじと、さらに節約です!

 原発を動かそうとする力に、負けない力を大きくしなければ。

 【今日の句】 次世代に ゴミの丸投げ 許すのかい

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