宮沢経産相が東電株を持ってるのも問題だし、政活費の不適切支出は情けないし、だけど今日の北海道新聞1面に私は怒りました。「35人学級 再び40人に」--何だって!
記事によれば、いじめや暴力行為の比率が35人学級にしても変わらないので、財務省は「効果なし」と判断したとのこと。
そうすれば人件費も86億円削減できるんだ、と!
広がる貧困、強まる競争、増える授業‥‥子どもの成長を阻害するものが、増えているのではないのですか。
増える報告、強まる管理、なくなる余裕‥‥教師が力を発揮できない環境を、つくっているのは誰ですか。
少人数学級で、子どもたちに行き届いた教育をしてる国こそ「生きた学力」が高まっているのではないのですか。
こんなところまで手を突っ込む財務省の考え方が、まったく理解できません。
いじめや暴力行為は、40人学級にしても道徳の教科化で、なくすことができるとでも、本気で思っているんでしょうか。
いわゆる「荒れた」子どもや「問題を抱える」子どもには、じっくりと接する時間が必要でしょう。
だから1人の教師が持つ子どもの数は、少ない方がいいに決まっているんです。
ステレオタイプで子どもを見るのなら、そういう大人の見方にこそ子どもは反発するのだと、わかるべきだ。
「いい子」でいること、大人に反抗しないことを「善」と考えるような狭い人間観で、教育なんてやってほしくない。
この財務省の要求を、下村文科相は認めるんですか?
安倍首相は、認めるんですか?
ダメだ、この政権はホントに早く退陣させないと!
【今日の句】 減らすなら 教員よりも 自民議員
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