今日から3日間、TPPの影響調査で紙智子参議院議員・斉藤和子衆議院議員と北海道を回ります。夜には医療問題の会合にも出て、やるべきことがたくさんあることを痛感した1日でした。
日中は北海道農業研究センターと北海道庁を訪れて、あらためて北海道の第一次産業の現状と課題を伺いました。
北農研ではシストセンチュウ対策に野良イモ対策、生産者の収益向上に向けた研究などがおこなわれています。
さまざまな経済領域でグローバル化が進むなか、生産者も研究機構も悩みながら
前へ進もうとがんばっています。
しかし自然相手の産業である以上、実証結果が出るのは数年後というのは当たり前。
国会の質問で指摘しましたが、規制改革会議などなどが早く研究結果を出せと言わんばかりの現実は、あまりに生産現場と乖離(かいり)していると思うのです。
道庁でも少し突っ込んだ話し合いをさせてもらいましたが、いろいろ考えるなかでもTPPは害悪のほうが大きいと判断せざるを得ない。
それは第一次産業だけでなく、非関税障壁も含めて、ということ。
医療、保険、検疫、労働‥‥まだ明らかになっていない部分が山ほどあります。
しかし、それを裏返して言うなら「大筋合意」は「完全合意」ではないわけで、文字どおり「たたかいはこれから」なのです。
明日は道東地方・中標津町や別海町を回る計画です!
【今日の句】 ごまかして 年内過ごすと 言わせない
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