映画「否定と肯定」を見て歴史の真実について考え、道難病連で負担軽減措置廃止の影響を聞き、道労連の旗びらきで団結を固め!
昼には道原発連の宣伝にもとりくみ、まさに駆け回った1日でした。
夜の道労連の旗びらきからですが、日本共産党からは私のほか真下紀子・佐野弘美・宮川潤・菊地葉子の道議団全員、札幌市議団からは田中啓介・平岡大介の両市議であいさつしました。
重要なのは、なんと立憲民主党の佐々木隆博衆議院議員が来てくださったこと!
佐々木議員からは「安倍政権のもとで進んでいる規制緩和」として労働や農業の分野をあげながら格差の広がりを指摘。
「格差を広げる規制緩和路線には立ち向かわなければ」と話されて、会場では大きな拍手が起きました。
市民の風・北海道からも来賓として来られ、川原茂雄共同代表が「共闘を進めるうえで道労連の果たした役割は大きかった」とエールのあいさつ。
安倍改憲を許さない大きな共同をつくる土台は、着実にできてきていることを実感しました。
映画「否定と肯定」については前から見たいと思っていたのですが、ありがたくチケットのプレゼントがあり(本当にありがとうございます)今日の朝から行ったのです。
ホロコーストなどなかったという歴史学者の主張--今でいうならポスト・トゥルースとなるのでしょうか--に対する法廷のたたかいを描いた映画です。
これから見る方もいるでしょうから中身は触れませんが、私の感想は、歴史の真実をゆがめるものとは日常的に立ち向かわなければいけない、ということです。
すでに当たり前の史実・真実であっても、ウソやごまかしをくり返して事実はなかったかのように続く連呼。
それが「両論併記」のように報じられれば、真実がかき消されていくのです。
今日に生きるテーマで、今の日本に引き寄せて考えてしまいます。
日本も、過去の侵略戦争などの事実がゆがめられ、憲法9条改悪の潮流と根っことしてつながっているのではないのか。
宿題をあずけられた思いです。
道難病連には、菊地葉子道議、小形香織・平岡大介札幌市議とで足を運びました。
1月1日から、一部の難病疾患患者の医療費負担の軽減措置が廃止されています。
これは難病法が施行した際に3年間の経過措置が取られ、それが今年からなくなったわけです。
年収200万円の方の自己負担限度額が、5000円から1万円へ2倍になるなど、これでは受診抑制などが起きるのではと心配になります。
しかも対象は一部というものでもなく、北海道では約8割の難病患者が対象になるとのこと。
さらに、切り替えとなる受給者証が届いていないことから、「いったい自分の負担額はどうなるのか」との不安の声も出されています。
償還払いとなることもあり、1回あたりの受診料や薬代が大きな金額になる実態も聞きました。
このままにしておくわけにはいきません。
道議会・札幌市議会と連携しながら、国会にも聞いた話を伝えたい。
このように宿題だらけの毎日ですが、それだけ社会と政治の矛盾が激しくなっている証拠。
安倍政治の転換こそ急がれる、と心から思った1日でした。
【今日の句】 友人の いるありがたさ 知る夜更け
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