2018年9月28日金曜日

北海道電力と知事への不満が次々

 昨日の交渉結果を清田区へ報告に行った後、中央区での「つどい」などへ。やっぱり地震・大停電が話題の中心でした。

 家の被害や崩れた土砂の撤去費用などで、個人の持ち出し分を少しでも軽くできないかと話し合いました。党清田区委員会は、札幌市へ今日、要請もおこなっています。結果を返しながら、少しでも前へ進めるように力を尽くします。全道で全壊世帯が100戸を超えたことから被災者生活再建支援制度も全道が対象となりましたし、義援金も赤十字社で1回目の配分額も決まったようです。いろんな形で被災者を支えなければならないです。

 森つねと道議予定候補もいっしょに参加した「つどい」では「停電のときに、中高生が(上の階まで)水を運んでくれたマンションがあった」ことからコミュニティの大事さが話題に。もちろん北電が大停電を引き起こしたことは「前代未聞のことだ。発電先を分散させることが必要だとわかっていたのではないのか」と批判が出されました。高橋知事が、厚真火力発電所の耐震設計が震度5相当だったことを知らなかったことにも驚きの声があがりました。

 子育て中のお母さんからは「3.11の時に東京にいて(原発事故が心配で)その後に北海道に来たんです。それなのに泊原発も非常用電源で(使用済み核燃料を)冷やすことになるなんて」と驚いた様子。停止中といえ、使用済み核燃料は冷やし続けなければなりません。北電や国は「非常用電源があったから大丈夫」と言うのでしょうが、外部電源が遮断した事実は大きい。これだけのリスクがあることを再認識すべきではないでしょうか。

 私からは、厚真町など被害の大きい地域をまわった話とともに、日本共産党は被災者・住民と力をあわせて被災者生活再建支援制度を切り開いてきた歴史も紹介しました。まだまだ国の制度としては十分と言えないだけに、北海道でも実態を、さらに国へ突きつけなければいけないと思っています。

 夜は道庁前の反原発抗議行動へ。ここでも大停電のことが次々とスピーチされ、私も昼の話を含めて一言。大停電をテコに泊原発再稼働を狙っているなら許されない!と、参加されていた方は誰もが感じているはずです。

 【今日の句】原発はすでに 経営リスクでしょ  

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