2018年10月30日火曜日

ひどすぎる安倍首相の答弁

 明日から道東地方を3日間まわる国会調査に同行です。酪農調査で田村貴昭衆院議員・紙智子参院議員、バイオマス調査では岩渕友参院議員が来道します。

 今日は釧路で宿泊。バスでWi-Fiが使えたので、衆議院本会議も聞きながら移動してきました。おや、心なしか自民党席が盛り上がってないように聞こえたのは私だけでしょうか。それを気にしてるのか安倍首相の答弁も挑発的で、漢字の読み間違えも目立ったのは気が高ぶっていたからなのか。聞いている私まで、いらつく感じになります。

 日本共産党・志位和夫委員長の質問は、沖縄の民意をどう受け止めるか、から問いました。ちょうど午前中に石井国交相から、辺野古の埋め立て再開へ承認撤回効力を一時停止するとの発言があったばかり。総理は「沖縄県民に寄り添う」と言っているのは、いったい何なのか! 本会議場内に厳しい声が響いているのがわかりました。

 しかし、それに対する安倍首相の答弁が冷たい。辺野古の新基地建設を当然視する答弁に終始しました。質問にも答えていないし、沖縄の民意に向き合っていない。憲法や消費税増税、政治モラルでの質問も、時に開きなおるような態度。強権姿勢も垣間見えて、この政権を早く変えなければ!と、何度も何度も痛感しました。

 まず明日は標茶町を中心に、農協訪問や酪農家との懇談をおこないます。しっかり国会へ反映できるように、私も力を尽くしたい。

 【今日の句】沖縄で 同じ答弁 言えるのか

2 件のコメント:

  1. 常に、そこで生活する人々、働く人々の声を聞く為、その声を国や道に届ける為に、精力的に全道を回られている畠山さんには頭が下がる思いです。

    それにしても、安倍自公政権の政治は、都合の悪い話しや意見は聞かない、民意やルールは無視する、傍若無人な政治、心の通わない冷たい政治だと、強く感じます。

    行政不服審査法の第7条2では、国の機関への処分については法の適用は除外される、とあり、防衛省と国交省の対応は、これを無視した違法なもので、到底認められるものではありません。

    辺野古の工事では、軟弱地盤や活断層の存在の他、使用される土砂の洗浄が不十分だったり、海水の汚濁防止幕も、現場の所々にしか設置されて無い上、海底まで届いていない、さらには固定ブロックによって海底が削られてる等、ルールが守られて無い違法性や杜撰な実態等も指摘されていて、そのことが沖縄県が埋立承認撤回の理由にもなってる筈です。
    その沖縄県の意見書も読まないで、承認撤回の執行停止を決定した石井国交相の姿勢にも怒りを覚えます。

    一方で、普天間基地周辺に暮らす宜野湾市民にも、辺野古移設に反対の方も少なくないのではないでしょうか。
    米軍ヘリからであろう部品落下事故のあった保育園にお子さんが通われている親御さんは、「このような怖い思いを、辺野古の人達に同じ思いをさせてはいけない」と反対されています。

    辺野古で移設容認されている人達でも、心から賛成している方がどれだけいることか?

    政府や与党は、そういった人々の思いは知っているのだろうか? 疑問を抱かずにはいれません。

    そういった方々の為にも、自分にも何かできることがあればやっていきたいし、協力できる方がいれば、協力していければ、とも思っています。

    長文、失礼しました。

    返信削除
    返信
    1.  「とある、まとめ読みしている人」さん、コメントありがとうございます。

       沖縄で何度も民意を示しても、1ミリも態度を変えないというべく安倍政権。それでも決してあきらめない沖縄のみなさん。腹を固めて安倍政権へ迫っていくことを、全国・北海道でやらなければと痛感しています。北海道では私が先頭にたってがんばりぬきたい!
       北海道にお住まいなのでしょうか? 道内なら、日本共産党の宣伝や演説会などにも足をお運びください(通知が行き渡らない私たちの問題もありますが‥‥)。この理不尽な政治を、いっしょに変えましょう。

      削除