まず家畜ふん尿を使ったバイオマス発電プラントをもつ鹿追町へ。松本新吾副町長、菅原義正農業振興課長さんらが応対くださいました。佐々木とし子道議予定候補(帯広市)・大平亮介帯広市議予定候補も調査に加わりました。
再生可能エネルギーの普及以前に、このような接続・送電のシステムを見直す必要があると再確認しました。今は各地で発電できたものも、いったん集中・調整して送電するようになっています。一定の地域内で、それができないものなのか。送電網の容量も、北電からは「増強するためには、自治体としても一定の負担を」と求められ(そのような法体系となっている問題もあります)、なかなか進まない状況もあらためてわかりました。
説明を聞いたのちに、広い構内を見せてもらいました。発酵させてから貯槽タンクに移されますが、フタはないのに臭いはきつくありません。雨や雪が降ってもあふれない程度にしていて、畑の肥料用に散布する分をこの貯槽タンクから運んでいます。ちょうどその車が来ていて、タンクを積んで周囲にホースも組んでいる特殊車ですが、実に4000万円ほどかかるそうです。広い町内の畑に、コスト面も含めていかに届けるのかが課題です、とのお話でした。接続・送電のシステムといった発電の「出口」と、ふん尿を発酵させた後の「出口」で、それぞれ課題の解決が必要と感じました。
移動して次に向かったのは、よつ葉乳業・十勝主幹工場。自家発電を持っていることから、停電時でも製造ラインを止めることなく集乳もできました。川瀬博教常務(工場長)・小林正人総務部長さんらが応対してくださいました。
一昨日の根釧工場で聞いたことと同様に、「農家資本でできた会社だから」という考えが根本にあって自家発電も配置してきたといいます。当日は、たまたま前日に雷情報が発せられていたため自家発電に切り替えていたことで、停電が起きても何の支障もなかったとのこと。瞬間的な停電でも製造ラインが止まって、その復旧には時間がかかるために電気を切らさせない取り組みを学ぶことができました。
経営的にも、使用電力のピークカットをはかるために自家発電を動かしているといいます。電力使用のピーク値によって契約内容も変わるためですが、そのピークを低く設定して超えた分を自家発電に切り替えているとのこと。しかし、この間の原油高騰が影響したため負担は重いとも述べられました。それでも先に述べた「農家資本でできた会社」という考えのもとに、自家発電を動かし続けています。
発電機や製造工程も見せていただきました。工場見学は、牛乳やバターなどの作られ方、酪農家の仕事、模擬搾乳など、わかりやすい展示もされていて子どもたちにも好評だそうです。食料生産については、もっともっと教育の分野で具体化されてほしいと個人的には思っています。それが国内の第一次産業を支えることにもつながるからです。
報道各社にも表敬訪問して、道東3日間の調査は終了。あらためて酪農の苦労ややりがい、生産者と乳業メーカーの強い関連性、電気の価値とともにその地産地消に向けた課題などを知ることができました。今後の活動に反映させたい。あわせて、どこでもTPPや日欧EPA、日米FTAへの動きについての不安や批判の声が大きいことがわかりました。やっぱり安倍政治を変えよう!
【今日の句】冠雪も やさしく見えた 十勝晴れ
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