2018年11月3日土曜日

こんな増税許せるものか

 今日は消費税廃止空知各界連絡会の学習会に、講師としてお邪魔しました。複数税率やインボイスに批判や不満が次々、やっぱり増税中止が一番と確信!

 はじめに全商連ホームページで見ることができる動画で学びあい、私からも30分ほど話をしました。消費税増税とともに、いま北海道でくらしを苦しめている高い灯油価格やガス料金と、国保料(税)なども合わせて「くらしを守る大闘争」にしようと呼びかけ。このままでは本当にくらしていけない方が続出してしまいます。運動と選挙で必ず安倍政権を変えよう!と強調しました。

 民商事務局の細川さんが、本みりんとみりん風調味料を持ってきて「どちらが8%?10%?」などワイワイ言いながら「こんなの違いがわからないよ」との声も。価格の表示は8%か10%か書かれないでしょうから、これまで以上に時間をかけて買う方が増えるでしょうね。それでも間違いなく家計の負担は、政府答弁でも1世帯6.2万円/年、増えることになります。

 業者の負担はさらに大きくなります。複数税率をめぐって店頭での混乱、カードやインボイス導入のための設備更新などなど、加えて免税業者なら新しく課税業者にもなることも強いられます。インボイスを出せないと、取引ができない可能性があるからです。こんなこと本当にやったら大混乱。私も話ながら段々と腹が立ってきて、来年の参院選にまで話が及びました。

 安倍首相は9条改憲のために、何でもやってくるでしょう。支持基盤の取り付けのためか、消費税増税も財界の要望を受けてのものですし、森友問題で泥をかぶせた財務省への「回答」という意味もあるかもしれません。そんなことで、くらしや商売をつぶさせてたまるか。当面の運動の前進と来年の連続選挙は、この安倍首相の暴走を止める絶好のチャンス。私も引き続きがんばります。

 【今日の句】あの人は 帳簿の苦労 知ってるか

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