天皇即位などの祝賀ムードを醸成して、安倍首相が「新しい時代に新しい憲法を」など言い出すのは必至。しかし平和憲法を壊す安倍政権を変えてこそ、新しい時代が開かれます。その変える力は、やっぱり市民と野党の共闘! 今日の集会とデモ・パレードを通じて、その思いを強くしました。
今日は、あらためて私の9条についての思いを訴えました。釧路で看護師をしていた女性の、空襲を受けた際の悲しい事実を紹介しました。空襲の混乱のなか、母親や赤ん坊を連れて防空壕に避難して夜が明けたとき、1人の母親が「子どもが死んだ」と叫んだそうです。
抱いていた子どものことかと思ったら、その子は自分の子ではなかったのです。混乱のなか違う子を抱き、本当の自分の子は床で冷たくなっていたのを明るくなってから気づいたのでした。釧路の空襲は7月15日ですが、7月とはいえ釧路は冷える日もあるもの。その状況を想像するだけで胸が痛くなりますが、その女性が私に伝えたかったのは「戦争につながることは止めなければいけないよ」との言葉でした。
だから今、安倍政権の改憲を止めなければいけない。その強い意志を示すのが、今度の参議院選挙になります。各党・各議員・各候補が、今の憲法についての態度を明確にするべき選挙だと私は思っています。
今日はまさしく五月晴れ。平和憲法の大事さを、さらに広げようと誓った1日でもありました。
【今日の句】憲法を 知らない政治家 退場を
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