2011年8月26日金曜日

北電が「やらせ」指示!

 今日の赤旗1面で報じているように、北海道電力が道主催のシンポジウムに「推進意見」を出させるよう、社内メールで社員に「やらせ」指示を出していたことが明らかになりました。

 党道委員会でも、この内部資料にもとづいて関係者への話をうかがいました。

 間違いなく、社内メールの体裁であると聞きました。

 道主催のシンポというのは、2008年に泊3号機でのプルサーマル導入について、住民意見を聞くために開かれたものです。

 このシンポが、住民説明会としては「最後」となることを北電も認識して、内部資料にはその重要性も述べています。

 そして、このシンポを終えて北海道・高橋知事も住民説明会などを打ち切り、翌年には受け入れを表明します。

 住民の意見を正確に反映するべき場で、このように「やらせ」動員を組織するとは!

 九州電力でも「やらせ」が発覚しましたが、北電も電力事業者全体でも、同様のことがまだまだあるのではと思わせられます。

 北電は、まず全容を明らかにすべきではありませんか。

 道は、厳しい姿勢で北電に臨み、真実を明らかにさせるべきではありませんか。

 高橋知事は、北電役員から政治献金を受け取ってきた「癒着」の事実を、このような状況のなかで、あらためてどう考えるつもりなのか。

 そして、経産省や道からも天下りが続いてきたことにも、今こそメスを入れるべきではないか。

 党道委員会として、道民に広く知らせ原発の正当性を大元から問う取り組みをしていきます!

 【今日の句】 原発は 虚構の世論に 支えられ

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