2013年9月11日水曜日

被災者・避難者の声を政府は受け止めて!

 東日本大震災から2年半。どの報道からも復興の遅れや、長引く避難生活での苦しみの声が報じられています。安倍首相は、どう聞いたでしょうか。

 実家が石巻市にある私。

 両親の家は無事でしたが、家や船を失った、命も失った親戚もいます。

 女川町で漁師をしていた叔父は、大型巻網船に乗り、石巻市に居を構えることにしたそうです。

 ちょうど午後のニュースで、女川町をヘリコプターから撮影していました。

 山を切り崩し、その土で高台にしていくのに6年かかる、と。

 災害復興住宅は来年3月に完成と報じられていましたが、3年かかって今、というわけです。

 そのなかで叔父のように、他の土地に移るという方もいるでしょう。

 復興のスピードも予算も、被災地の求めに見合っていない、と散々言われてきました。

 宮城県では、医療支援の打ち切りによって受診控えが起きています(今日の「しんぶん赤旗」をご覧ください!)

 原発事故に対しても、あまりに政府の姿勢がひどい。

 昼の宣伝行動では「安倍総理の安全宣言はひどい。汚染水はコントロールできてないじゃないですか」など、30分間で60人の方が署名に応じてくれました。

 中には「東京で私も取り組んでいます」という、男性もいたそうです。

 今後、南海トラフをはじめ日本各地での大地震は、起こりうるでしょう。

 まず目の前の、多くの被災者・避難者の生活を守ることができないでいいのか。


 被災者・避難者の実態を、届ける仕事を強めなければと思いました。

 【今日の句】 被災者を 前に増税 語れるか

0 件のコメント:

コメントを投稿