2016年1月31日日曜日

循環型の地域経済振興を

 1月も終わり、早いですね。今日は当選後に足を運べていなかった上砂川町にも行き、新春のつどいで交流を深めることができました。

 全道179市町村すべてを回りきりたい毎日で、先日も国会へ見えられた礼文町長さんから「ぜひ、礼文島へお越しくださいね」とお声をかけていただいたところ。

 実は先日、上砂川の奥山町長も新年のあいさつに見えられたばかりで、立抗跡でハイパーカミオカンデ実験に使用する保護カバーの実験がおこなわれるとのこと。

 貯まった水が使えるなど偶然の重なりもあるのですが、少しでも地域活性化につながるのならと町長さんとも話が盛り上がりました。

 どこでも人口減と地域経済の活性化には、頭を悩ませています。

 政府は「攻めの農林水産業」で「外需を稼げ」との大合唱ですが、成功例とされる十勝・川西長イモだって、もともとは国内用を優先させてから輸出をしてきた歴史があります。

 基本は、国内の食料安定供給。

 そのための価格安定の責任を果たしていないから農家が苦しんでいるんですよね。

 価格が保障されれば、農家はじめ第一次産業は安定するし、地域社会も維持される道が開かれる。

 観光や再生可能エネルギーなど、北海道の可能性を活かせる産業政策とも合わせて、地域経済を元気にしたい。

 過度に外需に依存するのではなく、地域や国内で循環する経済の発展へ。

 甘利大臣の辞任で滞っている国会審議ですが、疑惑の解明はあいまいにせず、しっかり本来の審議へと進みたいものです。

 【今日の句】 雪深き 町の想いも また深き

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