2018年10月11日木曜日

具体的に応えていこう

 厚真町・安平町・むかわ町での町議会も開かれて補正予算も可決、今後の取り組みを話し合うために現地へ向かいました。

 目の前の救援活動に慌ただしかった、この1ヵ月。仮設住宅の申し込みも始まり、国の支援事業も出てきました。お1人お1人の負担や苦難をどれだけ軽くできるか、これまで以上に具体的な取り組みが求められます。全国の事例や経験なども整理しながら、3町の町議と協議しました。

 厚真町・伊藤富志夫町議からは、寄せられた相談や要求をもとに町へも要請書を出した内容を報告。移転の際の一時保管所が必要との要請に、町長さんも「なるほど」と納得されたことなども語られました。まとめたものを地域民報にして配布する予定です。

 安平町・三浦恵美子町議は、断水していた地域の農家の声を届けて水を確保したり、臨時会でも取り上げた内容を紹介。町に管理が委託されている道営住宅も、町独自で1年間、家賃など無料の応急仮設住宅に位置づけることになったとの報告もされました。

 むかわ町・舞良喜久町議は、主に穂別地域の状況を報告。町内会の副会長ということもあり、会長さんと1人暮らしの方を中心に訪問してきたことや罹災証明の支援にと写真を撮って保管していることも喜ばれている様子が語られました。

 むかわ町・大松紀美子町議は、鵡川地域の避難所をまわった様子を紹介しました。町役場も混乱があるなか洗濯機の導入に手を尽くしたことや、一部損壊が多いなかで将来の不安を聞いている様子などもリアルに語られました。

 むかわ町・北村修町議は、一部損壊の家屋に対する支援についての町長答弁が「町独自でも」と述べていたことや、仮設店舗が3軒ほど始まって意欲につながっていることなども報告されました。

 その後は参加者みんなで、国の制度の到達点や町への要請について話し合い、3町の議員で道への要請もおこなうことも決めました。とにかく苦難の解決には、決めたことはドンドン実行していかなければなりません。心ひとつに立ち向かう、お互いの姿勢に私もさらに力をもらいました。

 旬のししゃもを扱っているお店にも足を運びました。10月1日に解禁され、漁期は40日間しかありません。私が行ったお店は機械を使わず天日干しをして、地元の人も喜んで買いに来る50年も続いているところ。少しでも町のにぎわいが取り戻すことができればいいなと思いながら、若い店主さんとの話もはずみました。

 今日は少し肌寒かった、むかわ町。本格的な寒さが来る前に、安心して暖を取れる状況をつくれるよう私も力を尽くしたい。

 【今日の句】こうやって 支援が蓄積 されてきた

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