翁長前知事の県民葬に北海道からも心ひとつに祈りつつ、今日は「9の日」行動など朝からも宣伝。宣伝日和のいい天気でした。
天気がいい日は署名も集まりやすく(?)、いろんな思いを話しかけてくれる方も。「沖縄の結果は良かったね」という女性は、自分の娘さんが劇を演じていることまで話が及んで「樺太からの引揚者についての劇なの。そのような歴史を若い人が引き継がないといけないよね」と話されました。
被爆者の平均年齢からしても、当時のことを語れる方は少なくなってきました。一度でも話を聞いた私たちが、その中身を伝えていかなければと、あらためて思った署名での対話でした。
明日は当別町で、社会保障についての勉強会で話してほしいとのリクエスト。とはいえ「やっぱり地震のことも話してください」とのことで、この間の取り組みも少し整理する時間も取れました。
感じたのは、社会保障についても自然災害の支援に対しても、日本政府は「生存権の保障」という立場が弱いのではないかということです。もちろん命の救援が最優先で、消防や自衛隊のみなさんが過酷な現場に立ち向かっていることは承知していますが、問題はその先で、せっかく助かった命でも生活は自分で何とかしてほしい、という実態にあると思うのです。
避難所も雑魚寝状態で、全壊世帯への被災者生活再建支援制度でも最大300万円の支給、半壊や一分損壊の世帯には、さらに支援メニューが限られます。全国で自然災害が起きているなかで、くらしの支援をもっと強める方向へ進めなければ。大元の考え方から正していかなければ、と痛感するのです。
【今日の句】すぐ記憶なくす あの人いたっけな
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