2018年11月21日水曜日

軸足は地域へ

 雪が積もったオホーツク。今日は訓子府町・網走市をまわりました。自治の力、地域の力の大切さを実感した1日でもありました。
 
 訓子府町では工藤弘喜町議と宣伝、懇談などにまわりました。写真は菊池一春町長との場面で、率直な議論をさせていただきました。話の中心は、冒頭に書いた自治の力。自治体合併を選ばず「小さくても輝く自治体」としてのご苦労や覚悟についての話をうかがいました。

 全町民のくらしと町の将来に責任を負う首長は、本当に重責です。どれだけ町が努力しても、国政や国際情勢に振り回されることも少なくありません。だからこそ首長の発言は重要だし、国政でも重視しなければなりません。真剣に立ち向かっている自治体職員さんからの発信も、しっかり受け止めるべきです。

 商工会議所にもうかがいましたが、訓子府では住宅リフォーム・商店リフォームまで支援が進んでいることで地域内の経済循環も活発です。それでも高齢者の年金削減などがあれば、町での消費が下がっていかざるを得ません。大企業ばかりが潤うアベノミクスを変えて、地域に軸足を置いた経済政策へ切り替えましょうと私からも話しました。

 網走市では、街頭宣伝に多くの党員・支持者の方が来てくださいました。5分も立っていれば体が冷えてくるほどの寒さでしたが、いっしょに最後まで立ってアピールしてくださいました。本当にうれしいことです。

 その後はJAオホーツク、商工会議所などをまわりました。胆振東部地震での大停電の話から始まり、オホーツクでもさまざまな影響があったと言います。農業では天候不順も重なり、商業では観光の入込数も落ち込んでしまっただけに、政治の力を必要としている現状がよくわかりました。

 政治への支援といっても、ただ受けっぱなしではなく自立した産業・経済にしたいと、誰もが思っています。しかし国政が足を引っ張っています。特に消費税10%は体力の弱い小規模事業者を直撃します。ここでも安倍政権のおおもとが問われていると痛感しました。

 夜は党としての地方選・参院選決起集会。市議選が松浦敏司市議が奮闘してきましたが、どうしても2議席が必要だと各界からも話がありました。男性が立候補することを決意してくださり、今日の決起集会が正式な初めてのあいさつの場。「前へ進むために、自分が立候補で役に経つのなら」との決意表明は胸を打ちました。(残念ながら、まだ名前は発表できません)

 明日は小清水町・斜里町へ。今日は風もなく寒さも大丈夫でしたが、過信しないで健康に気をつけてまわります。

 【今日の句】この雪も 春には命の 支え水

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