2018年12月5日水曜日

179市町村は179色

 渡島キャラバン最終日は街頭の訴えを中心に、松前町から4町を走りました。昨日から一転、ものすごく風が冷たい!
 
 それでも松前町・福島町・知内町・木古内町と声を出して回ると、車から笑顔で手を振ってくれるなど思わぬ激励も。昨日に続けて花井やす子・知内町議と相沢巧・木古内町議が一緒にまわってくれて、途中からは江差町から小野寺真町議も駆けつけてくださいました。合計10ヵ所で訴えました。

 知内町と木古内町では、花井町議と相沢町議もマイクを握りました。知内町議選は2年後ですが、木古内町は来年の統一地方選でのたたかいとなります。まだ1期目の相沢さんですが、新幹線の騒音対策や子どもの医療費無料化などを取り上げ、ブラックアウト後に求めてきた非常用電源の確保は町も前向きに取り組むことになったとのこと。

 切実な住民要求を、しっかり聞いて議会で反映させる日本共産党議員の役割ここにあり!と感じました。各地に視察・調査や懇談にまわると、信頼関係があることがよくわかるのです。来年の地方選は、やっぱりどこでも日本共産党を大きくしていきたい。

 上磯郡漁協での懇談には、本間かつみ道議予定候補(函館市)も同席されました。選挙区は函館でも、道南一帯の要望を届ける役割が本間さんにはあるのです。早く道議会で力を発揮してほしい!

 エリアは北斗市・木古内町・知内町と広い漁協だけに町ごとの特徴もあり、きめ細かな支援策が必要であることが話題に。漁業法改定案は中身がよくわからないまま進んでいるのでは、と率直なご意見もうかがいました。

 印象的だったのは「後継者対策は、今いる漁業者が元気になるのが一番」との言葉でした。確かに、先の見通しがなければ漁師にはなりにくいもの。漁船はじめ設備投資もかかるわけですから、安定した経営が何より大事なんですね。ここが基本の基本なんだと再確認できました。

 木古内町役場にも足を運んで、大森伊佐緒町長にも表敬訪問。昨日の幸連5遺跡にも触れて「木古内町は昔々から住みやすい地域だったんですかね」と私から話すと、大森町長さんは「だって木古内町には津波が来た跡がないんですよ」。

 今の自動車道だけでなく新幹線や農道工事の際にも遺跡が見つかっているそうですが、さまざまな調査をしても津波の痕跡はないと言います。ちょうど湾のような形が幸いしていたのかもしれません。このような町の利点もアピールしながら「交流人口を増やして、そこから定住につながるように」とのお話もうかがいました。

 北海道には179市町村がありますが179色とも言える特色があるんだと、この3日間は特に実感しました。広域自治体である北海道の役割の大きさも、合わせて再認識。地に足をつけた地方自治の発展が大事だし、訴えていきたいこたがたくさんできた渡島キャラバンとなりました。

 【今日の句】寒いけど 本来これが 12月

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