2018年12月7日金曜日

問答無用の強権なんて許さない

 最後まで政府・与党の強行がひどすぎる! 国会の状況を気にしつつ、私は地震による液状化被害のあった清田区や「鉄路守れ」宣伝、道医師会での懇談などへまわりました。

 液状化被害の大きい里塚地区で盛田久夫・里塚中央町内会会長さんから話をうかがいました。話のなかでわかったのですが、盛田さんは勤めていた時に石巻市にいて「大きな地震にあった」とのこと。たぶん1978年の宮城県沖地震と思われ、私も当時のことを思い出しました。吉岡ひろこ市議予定候補に、案内いただきました。

 「多くの方が、戻れるのなら戻りたいと思っているんです」と盛田さん。札幌市は調査の結果を受けて地盤強化のための薬液注入の提案もしていますが、工事などは雪解けをまって春からとなります。そのスケジュールのもと住まいをどうするか、多くの方の悩みとなっている状況をうかがいました。

 昨日の厚真町同様にジャッキアップによる修繕も考えていた方もいたそうですが、やはり数百万円もの負担がネックになっています。半壊・一部損壊も合わせて、住宅再建支援策を充実させることを急がなければいけません。聞いた内容は市や国にしっかり反映させたいと、盛田さんに伝えました。

 清田地域では、以前から相談を受けていた渡部さんからも話をうかがいました。ようやく市のボーリング調査が終わったばかりで、こちらは市の調査結果を待たないと心配も解消されません。がけ地処理で費用償還の制度ができたことは前進ですが、引き続き負担軽減に力を尽くしたい。こういう前進が、次の災害が起きたときの支援の土台になるんですから。

 吹雪が強まるなか「北の鉄路存続を求める会」が宣伝をするということで駆けつけました。国交省道運輸局による「地域公共交通シンポジウム」が開かれるにあたっての宣伝です。三上友衛・道労連議長、小室まさのり・「存続を求める会」事務局長(市議予定候補)とともにマイクを握りました。寒かった!

 国が、JR北8路線の沿線自治体に対する支援を見送ったとの報道がありました。JR北は沿線自治体に負担を求め続けているし、財政力の弱い自治体だって多いなかで、これでは廃線のレールを国が敷いたということにならないのか。そもそも、なぜ沿線自治体に負担を求めることになるのでしょう。何の法的根拠などがあるのでしょうか。

 利用者が少ないことを理由にすれば、道路だって病院だって学校だって、北海道では多くの地域で社会インフラをなくすことにつながります。そもそも赤字路線とわかって、国鉄の分割・民営化のときに国が基金を積んだはず。低金利による基金の運用益減少は、道民の責任ではありません。シンポジウムにも参加した小室さんから内容も聞いて、今後の政策や運動にも反映させていきたい。

 道医師会には、党の国保提言をもって懇談に。安達督(ただし)事務局長が応対してくださいました。国保の構造的問題とともに、話題は国民皆保険制度に。安心して病院にかかることができる制度が維持されるようにと話になりました。

 歯科医師会や保険医会、病院協会などにも届けてきて、この分野でも力を発揮したいと強く思います。国民健康保険はじめ、道内は医師・看護師不足、介護事業所も働く人も足りない状況が広がっています。根本にある社会保障抑制路線を変えるために、力を尽くしたい。

 夕方には「ほっかい新報」の新年号企画として、佐野弘美道議、千葉なおこ札幌市議予定候補(南区)、森本けんた苫小牧市議予定候補との対談に。いずれも私より若い議員・候補ばかりですが私も負けずに、若い力で政治を変えよう!と話は盛り上がりました。

 佐野道議は1期目ながら堂々と高橋知事へ迫り、千葉さんも市政に子育て世代の代表として願いを届ける最適の方です。選挙初挑戦の森本さんはあれこれにこだわらず、思いっきり若い立場からの訴えをしてほしい。詳しくは新年号を、ぜひお読みください!

 明日にかけて風雪が強まってくるようです。明後日に北見市で演説会があり当日の移動も心配なため前日(明日)に移動‥‥と思っているのですが、どうなることやら。

 【今日の句】吹雪さえ 政府に怒って いるようだ 

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